_COMPLETE STEANGER_
□ロ2
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ロロ:you
部屋に、戻ろうとしている途中。
黒髪で、相変わらず仏頂面な“ユウ”君とすれ違った。
『 あ、ユウ!! 今日も仏頂面でなによりだよ。 』
と、明らかに嫌味な言葉を言うぼくは、自画自賛だろうが、すごい奴だ!!
「 ...、チッ。 ...なんだよ、ロウ。 」
苛々しながらも、ぼくに話しかけてくれるユウは、やっぱり優しいんだと思う。
『 あ、今ぼく暇だからさ。 相手してよ。 どうせ今から、修練場行くんだろ? 』
「 チッ、面倒だな...。 邪魔すんじゃねぇぞ! 」
『 お、ありがとなー。 ユウ。 』
ユウは、しぶしぶOKしてくれたのだった、