_COMPLETE  STEANGER_

□ロ1
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『 ジェリーさん!! お好み焼き5人前!! 』


勢いよく、手を上げながらジェリーにそう告げる。

寄生型エクソシストなのだが、ロウはそこまで大食いではない。



「 はいはーい、ロウちゃんになら、いっぱい作ってあげるわよ。 」


『 やりー!! ジェリーさん、マジで大好きッ!! 』


そうして、ロウは飯をつくってもらった。






※     ※     ※




作ってもらった料理を、軽々と自分のお気に入りの席に置いて、黙々とロウは食べ始める。


食べ始めて数分...、ロウの隣に初めて見る顔の少年?がいた。



「 隣いいですか? 」


...、英国紳士とか語ってそうな感じの少年?だ。


『 いいよ、どうせ1人も暇だしさ。 てかさ、あんさんは新入り? 見ない顔だけど...。 』


“あぁ!!”と少年?は言い、自己紹介を始める...。


「 僕は、アレン・ウォーカーといいます。 貴女の言うとおり、新入りのエクソシストです。 」


そう言う、彼をもみながら、ぼくは笑みを深めて言う。


『 君が、噂の“新入り”だったのかぁ!! まぁいいや、ぼくは、ロウ・キャンドル。 よろしくな!! 』


といって、手を差し出す、ぼく。


『 その、料理の量からして...、アレンは寄生型だよな? 』


「 はい、そうですよ。 」


ニコッと笑って、彼は手に持っていた料理たちを机に置く。

見たところ、軽く30人分はありそうだが...、



( ...、赤字にはならないんだろうか? )


と思ったりもしたのは、とりあえず置いておこう。










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