蒼空回想_ソラカイソウ_

□第2話
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...、俺は今、【鬼の副長】と呼ばれている人と話している。


なんでも、入隊試験とまではいかないが、軽く剣の腕を確かめたいとのことだった。


『 いいですよ。 誰が相手でも。 』

「 そうか、なら、総司。1番組の隊士をよんで来い。 」


「 えー、嫌ですよ。 僕が相手したいんです。 」


「 ずべこべ言わずに、呼んできやがれ!! 」


“仕方ないなぁ”といって総司と呼ばれた男の人は、面倒くさそうに部屋をでていった。



「 それじゃ、俺たちは道場に行くぞ。 」


『 はいっ!! 』


俺と鬼の副長さんは、道場へ向かった。






※     ※     ※


道場にて。



「 で、これから1番組の隊士と勝ち抜き戦をやってもらおうと思うんだが...。 」


『 いえ、一斉に皆さんとやります。』


「 は? お前、正気か? 」


鬼の副長さんは、呆然としている。
面白いなぁ。


『 大丈夫ですよ、皆さん木刀にしてくだされば怪我しませんし。 』


というと、鬼の副長さんは諦めたように息をついた。


「 はぁ、わかった。 」




俺は、にっこり笑って1番組の人たちに近寄っていう。







『 よろしくお願いします!! 』







と。







此処は...新選組の屯所...。




( 四半刻(確か30分)で終わらしてやる!! )







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