SCHOOL LIFE 長編
□02:光の前兆
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「柚梨ちゃん、一緒にご飯どう?」
「それはいいアル! 一緒に食べるネ、柚梨!」
02:光りの前兆
1時間目が終わり、休み時間を挟んで2時間目が始まり、同じリズムの時が過ぎて、早くも昼休みを知らせる鐘を鳴らした。
休み時間ごとに柚梨の机は人で溢れ、明らかな疲労をみせた彼女を食事に誘ったのは、志村妙と神楽だった。
さすがに柚梨単品ならまだしも、あの志村妙との食事に水をさすわけにはいかず、他の生徒はは身を引いた。
柚梨はやっと落ち着いたように肩を落とした。