夢小説

□12時過ぎの屋上
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学園/元就/ほのぼの







「私、鳥になりたい」


「……は?」








12時過ぎの

日差しが気持ちいい屋上に

元就となまえはいた







「突然、何を言い出す」





普通の人じゃ分からないような本を

元就は1ページめくった






「鳥だったら、自由」


「………」


「それにのんびり日向ぼっこできる」






なまえは頭上にある空を見上げた


太陽の日差しが眩い






「元就はどう思う?」





眠たそうな目と口調で

隣りにいる人に聞いた







「………」


「あれ、答えない?」









元就は一向に

本から目をそらさない






チャイムが鳴る音が聞こえる

日向ぼっこの時間は終わる



なまえはその場から立った






「…元就?」





本を読んでいた質問に答えない人物は

その場から動かない





「我は、このままでよい」


「……?」






ゆっくりと元就は立ちあがる









「このままでなければ」








なまえの横を少し通り過ぎる














「なまえとこの時間を過ごせていないのだからな」













そう言って、

貴様、さっさと教室に行くぞと

ドアを開けて歩いて行ってしまった










(やっぱり、このままでいいや)





幸せなひとときと感じた


12時過ぎの屋上













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意味が分からない突発作でしたww


20111215

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