夢小説
□これは“日常”?
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「………」
「………」
「………」
「………」
喧嘩人形と呼ばれる男とその男に抱きついたままの高校生女子
二人の間に沈黙が交錯する
口を開いたのは−−−
「いつまでくっついているつもりだ?」
「えっ…と、ず−−っとぉ☆」
「仕事ができねぇよ…っと」
静雄は自分にくっついている
なまえを無理矢理剥がした
「にゅ−−!!静雄のいじわるっ!!!」
なまえは静雄の頭を狙い、一回叩いた
か弱い力で
「痛い?」
「痛くねぇ」
「………痛いって言えよ」
「今、なんて言った?あ″ァ??」
「何でもないで−−−す♪」
ギュッ
不意に抱きついてきたなまえ
それに驚いた静雄
普通だったら有り得ない日常
「静雄、だーいすき!!!」
これはありえる普通の“非日常”
(俺はお前のことは嫌いだ)
(うっそんΣ!?)
(………うそ、プッ)
(笑ったな、ばーか///)
(俺は好きだと思うぜ)
(え………)
(バニラシェイクが)
(期待したのが悪かったorz)
本当は“好き”この一言だ
ちょいツンの静雄は可愛いの思う
これ、昔の副産物だったりww
(20111120)