夢小説
□ある日の出来事
4ページ/6ページ
「とどこかぶったのか?変なものでも食べたのか??」
……ハァ?
「どうしたの?頭ぶつけたかい?
それとも…なにかあったのかい??」
ぶちっ☆
私の堪忍袋の緒が切れた
「素直に謝ったのになんだよ!!その態度…あ゛―――――三成と半兵衛の
ばぁぁ――――――――かぁぁぁああ!!!!
私は思いっきりその場から走った
いつもの場所にいくために
いつもの場所とは天守閣の屋根の上だ
めったに来れない場所なのでここが一番人気が
なく落ち着ける私のお気に入りだ
※良い子はまねしないでね♪
「っあーーーーーーーー!!!!!
三成と半兵衛のばーか…グスン」
「ここで何やってんの?お嬢ちゃん。危ないから降りたら?」
「…グスン」
なんか人の声が聞こえる
心配無用なのにね
「あれ?俺様泣かしちゃたり??」
その人に対してなんかききたくなった
「ねえ、素直じゃない人が…素直になったらどうする?」
体育座りで顔を下にしたまま私は言った。
「んー俺様はその人が新たな一歩を踏み出したって思うけど?」
以外な答えがきた。なんか嬉しかった
あぁ涙がでそう
「ありがとう…グスン」
「泣きたい時は泣いてもいいと思うよ。我慢はしないほうがいいよ♪」
「うん…!!」
そのよくわからない人に頭を撫でられた
「あーそろそろ帰んないと。」
「本当にありがと!じゃーねー忍びさん。」
「あれれ?なんで分かったの」
「ここに登れるのは忍びくらいだよw」
「じゃあお嬢ちゃんも忍び??」
「ううん。ふつーの女の子」
「あはは☆そうか…それじゃね」
なにもなかったようにすぐ消えた
あの人すごい忍びなんだなー
“泣きたい時は泣いてもいいと思うよ♪”かぁ…
一回深呼吸をした
「半兵衛と三成の
ばかぁぁぁぁああああああああ!!!!!」
「ずっ…グスンうわぁぁーーーーん!!!」
思いっきり泣いた