企画・御礼小説
□【第七弾】過去拍手御礼小説
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「んーん、今日もいー天気っ!!」
眠気を覚ますように
勢いよくカーテンを開くと
大きな窓からは
早起きなおひさまがおはようと
顔を出していた
いつも通り
朝ごはんの支度をしていると
これまたいつも通り
ぬいぐるみのくまを
今にも殺してしまいそうな雰囲気を
まといながら近づいてくる
「おはよう、うさぎさん。」
食卓に
できたてホヤホヤの食事を置きながら
にっこりと微笑みかけると
彼の雰囲気は
殺人鬼から一変し
お花畑が広がっていた
「美咲、おはよう。」
お花畑を広げながら
俺にキスをすると
くまを隣に座られ
自分も食卓につく
いつも通り
「いただきまーす!」
「いただきます。」
それだけで幸せだ
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