Hana Kimi in Calfornia

□5話〜学校の伝説
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瑞希『学校♪学校♪楽しいな♪』

佐野『いや、瑞希前学校超いやだだとか行ってなかったっけ?』

瑞希『だから!みんな行けるから楽しいんじゃん!』

佐野はこんな瑞希をかわいいと思い、
抱きしめた。

萱島『芦屋、佐野、ご飯・・・ってお邪魔しましたあ!』

瑞希『何でこう、いつもタイミング悪く・・・いつも・・・』

佐野『本当にそうだよな。俺等ついてねぇかも・・・』

(ついてないんじゃなくて・・・私のせいだよん♪)

瑞希『まあ、とにかくご飯食べにいこ?』

佐野『あのさあ、瑞希・・・制服かわいいぞv』

瑞希『ありがと!』

秋葉『そのショットいただき!』

瑞希『秋葉さん!もう邪魔はしないんじゃなかったんですか?』

秋葉『いや〜そうは言ったけど一生邪魔しないとは言ってないよ?』

佐・瑞『はあ・・・』

〜学校〜
(ココからの会話はほとんど英語だという事で・・・)

〜職員室〜
瑞希『先生!えっと、今日から3日間この学校で一応カルチャー体験する7人です!』

先生『あ〜芦屋!はいはい。えっと。クラスは芦屋のクラスじゃなきゃいけないだろうけど、7人抜いておくわよ?3日間だけ。』

瑞希『ああ、ジュリアは知り合いなんで抜かないでくださいね!』

先生『はいはい。芦屋はクラスに行きなさい!えっと・・・自己紹介?』

佐野『I am Izumi Sano. Nice to meet you 』

萱島『Daiki Kayashima. Nice to meet you.』

中津『Shuuichi Nakatsu. Nice to meet you.』

それぞれ自己紹介してって・・・

先生『ついてきてください。』

〜教室〜

先生『今日から3日間、ここがあなたたちの教室です。席は瑞希の周りでいいでしょ?』

佐野『あ、はい。』

*ガチャ*

先生『はい、みんな!今日から3日間留学生がこのクラスに7人やって来ます!佐野君達入って。』

7人が入ってきた時、女子の表情が変わった。明らかに目がハートマークになってる。

女『ねえねえ、瑞希、超かっこよくない?私あの一番最初に入ってきた子好み!』

彼女は佐野を指差した。

瑞希『ダ〜メ。泉は私のカレだから。』

女『瑞希知り合いなの???』

瑞希『うん。ていうか仲いい友達。親友も何人かいるし。』

それを聞いてた女子が嫉妬の炎を燃やしたのは・・・瑞希は気づいてなかった。

先生『留学生は瑞希の日本で行ってた高校からの人達ですから、瑞希の周りに座ってもらいます。』

女子『ええええええっ!』

〜休み時間〜

中津『瑞希〜俺授業なんもわかんなかった!』

佐野『そりゃ、普段英語で寝てっからだろ。』

関目『それにしても佐野は英語つよいな。』

佐野『アメリカ来たこと何回かあるしな。』

瑞希『ジュリア〜いたいた!難波先輩が探してたよ!』

ジュリア『えっ?南が?じゃあ、ちょい探してくるわ。』

瑞希『そこらへんの金髪美女ナンパしてないといいけど・・・』

女『えっと、佐野君だっけ?あの・・・よかったら・・・一緒にお昼あとで食べない?』

佐野『ゴメン。でも昼食は瑞希と食べるから。』

女『絵・・・あ・・・そうだよね・・・ゴメン・・・』

そして女は瑞希をにらんでさって行った・・・

瑞希『うわ〜ヤバいやつに目付けられちゃったね〜ていうか私かつけられたのか〜ヤベ〜』

中津『俺達がいれば大丈夫なんじゃない?』

瑞希『そうだね〜。あ、もう休み時間おわるよ!』

*ベル*

〜授業〜
先生『今日は体育です。えっと・・・佐野君達はどうする?』

佐野『やります!』

瑞希『全員やると思います・・・』

〜外〜

体育教師『えっと〜じゃあ〜今日は男子短距離で、女子長距離なんで、女子はまずコース5週!芦屋は男子メニューなあ。じゃあ男子もストレッチにコース5週』

瑞希『みんな行くよ!』

萱島『なんで芦屋は男子メニューなの?』

瑞希『えっ?ああ、一応このクラスで一番運動できるからね〜女子メニューじゃダメで。ほとんど男子メニューなの。』

中津『瑞希ってそんなに運動できたっけ?』

瑞希『こっちに来てから結構平気になって来たんだよ〜まあ、日本で男子メニューやってたし・・・』

難波『まあ、そりゃそうだな。』

瑞希『じゃあ、私は男子メニューの時は+一周なの。だから、ちょっとぶっちぎってくる!』

と言って瑞希は言ったとおりに『ぶっちぎって』きた。

中津『ホント相変わらずはえーよなあ。桜咲の時はそんなに早くなかったと・・・』

瑞希『え?ああ、目立たないようにしてたから。実際には関目よりかなり早いから。』

5周終わった中津たちは疲れきっていた。疲れてなかったのは佐野、関目と瑞希だけだった・・・

先生『じゃあ、女子は5周終わったら終わりだ!クラス戻っていいぞ!えっと、男子!短距離測る!芦屋、100mまず走ってからお前も終わりだ!ほかは芦屋の記録を1秒以上遅れたらやりなおしだ!1秒以内だったやつは帰っていいぞ!』

瑞希『先生、本気出していいですか?一応陸上やってる奴留学生の中にいるんで。』

先生『まあ、いいだろう。』
瑞希が言うところの『本気』はかなり・・・
怖かった。なんせ、一時は高校記録を持ってた瑞希なのだから。

関目『陸上やってるけどさあ・・・芦屋お前なあ・・・』

瑞希『いいじゃん☆久しぶりに本気出したし!じゃあ、Good Luck!』

結局男子は休み時間まで誰も帰れなかったとさ・・・

〜昼休み〜

関目『み〜ず〜き〜(激怒)』

瑞希『キャー!!!!逃げろー!!!!』

女『楽しそうにやってるわね〜』

女2『芦屋瑞希が男子校に行ってたなんてびっくり!』

女3『みんなはどう思うかな〜?』

女4『あんたのお友達みんな引いちゃうわね〜』

女5『なんせ、ねえ〜』

佐野『瑞希になんか用?』

女『佐野様!瑞希ったら、男装して学園にもぐりいこんでたんですってね〜』

佐野『はあ?そんな事どうでもいいだろ?』

女2『し、知ってたんですの?』

瑞希『あのさあ、みんな知ってるんだけど???ていうか、バカじゃない?私今女子用の制服着てんだけど。』

中津『そうそう。』

女達『じゃあ、みんなにバラしてやろうかしら?』

瑞希『勝手にすれば?』

佐野『まあ、その時は俺達が許さない・・・ケドな?』

って事で一応一件落着?・・・かな?
(また作者のわけわからんことにお付き合いありがとうございます・・・)

瑞希『泉!外、出よ?』

佐野『いいけど・・・』

?『おい、瑞希!そこの男誰?』

瑞希『え?あ!Mike!どうしたの?』

Mike『だから、そこの男誰だって!』

瑞希『ああ、えっと・・・』

佐野『佐野泉。一応瑞希の恋人だからよろしく。』

Mike『ああ、こいつが佐野か。あの瑞希が言ってた・・・』

瑞希『あのさ・・・一応って・・・』

佐野『いや、別にわざわざ言う事でもねぇかな〜って思ったけど言ってみたから。それだけ。』

瑞希『そうですか・・・////』

Mike 『ふ〜ん。本当だったんだ・・・瑞希に恋人がいるって・・・』

瑞希『だから本当だって言ってたじゃん!』

Mike『はいはい。じゃあ瑞希の事諦めるよ。』

瑞希『じゃあ他の諦め悪い奴らに伝えといてね。恋人の事は本当だし、あいつらとは一生恋人になる気はアリマセンって。』

佐野『おい、瑞希、それって・・・』

ジュリア『瑞希はかなりモテるわよ。』

難波『ええっ!?そうなの????』

瑞希『私を最初口説こうとしたのは誰でしたっけ?(怒)』

難波『まあ、当たり前ちゃあ、当たり前だな。瑞希はかわいい系で桜咲で人気だったし・・・』

瑞希『ああ、どうも。』

Mike『じゃあ、邪魔ものは消えるか・・・』
(ボソ)『佐野は信じるかしらねぇけど、校門の前の女神の像の前で放課後キスすると永遠の愛が手に入れられるって・・・』

佐野『おお、じゃあ・・・ありがとな!』

〜放課後〜

佐野『瑞希、どっか行きたいんだけど・・・』

瑞希『いいよ?どこ?』

佐野『いいから!来い!』

〜校門〜

そして・・・佐野は瑞希にキスをしようと・・・

瑞希『ストップ!』

佐野『何?瑞希ここの伝説知ってるだろ?永遠の愛・・・効かなくってもさあ、自信が持てるじゃん?それとも瑞希は俺と結ばれたくないわけ?キスするのがいやだ?まだ不安?なんなんだよ!』

瑞希『ちょ!泉!違うって、だから・・・』

佐野『だからなんだよ!』

瑞希『あのね・・・それどうせMike から聞いたんでしょ?違うよ、永遠の愛の場所はココじゃなくって・・・まあ、夜分かるから!だから・・・怒らないで?』

佐野『はあ?何でMikeが・・・』

瑞希『だから!Mikeには前に告られたことあんの!で、校門の女神の像は愛の破壊なの!女神の名前・・・見た?』

佐野『え・・・?The Devil?なんで・・・』

瑞希『ここは愛の破壊って意味だからココてキスしたら・・・別れるって事になるの!ね?だから夜まで待って?伝説は夜出ないと効かないから・・・』

佐野『じゃあ帰ろうぜ』

瑞希『分かった。みんな〜ちょっと!帰ろうよお!』

〜家〜

瑞希『今日は晩ご飯冷蔵庫に入れといたから、みんなそこから出して暖めて食べて?私と泉用があるから・・・』

中央『なになに?もしかしてラブホ?ああ、そういうことなら・・・』

佐・瑞『『違う!//////』』

難波『俺も用あっから・・・』

瑞希『もしかしてジュリアに学校呼び出された?』

難波『何で分かるんだ?』

泉『俺らも・・・ちょっと・・・』

難波『そういうことか!ならいいぞ!一緒に行こうぜ〜!』

瑞希『てことで、私たち用あるから!1時間くらいしたら戻ってくるかな?よろしく!』

〜学校〜

佐野『んで?その伝説って?』

瑞希『うん、えっとね?夜学校に忍び込んで、屋上へ二人で行くの。んで、屋上で愛を誓い合って、女の方からキス一回、男から一回、したら永遠の愛が手に入れられるってやつ。』

難波『へえ・・・じゃあ俺もジュリアと・・・』

瑞希『あ、それとちなみに、もしそこで別れ話を振られたら一生振られた方が恋人できないってのもあるから気をつけてね〜!』

難波『うそ・・・』

瑞希『じゃあ、泉、いこ?』

手をつないで屋上へ向かう・・・

〜屋上〜

瑞希『ジュリア!ジュリアも呼び出してたんだね!』

ジュリア『まあね!瑞希達もそうでしょ?』

瑞希『そうだよ!しかも誘ったの泉なの!』

ジュリア『へえ!よかったね!やっぱ愛されてるな〜』

瑞希『ジュリアも愛されてるでしょ?』

ジュリア『ちょっと不安なんだよね・・・』

瑞希『不安なのは難波先輩もだよ。だってジュリアが別れ話切り出すかも知れないって、言ってたもん!』

ジュリア『うそおぉ・・・(嬉泣)』

難波『えっ?別れ話じゃないの?』

ジュリア『違うわよおぉ・・・』

難波『よかった・・・やっぱジュリア、愛してる・・・』

ジュリア『私も・・・南、愛してるわ・・・』

難波はジュリアにキスをしようとしたがジュリアがとめた・・・

ジュリア『伝説はこうやるのよ・・・』

ジュリアが想いを込めてキスをして・・・

ジュリア『大好き・・・』

と言って、幸せそうな顔をどっちもがしてた・・・

難波『じゃ、お前らも!』

ジュリア『じゃーねー☆』

と言って、二人は屋上から出てった・・・

佐野『じゃあ瑞希・・・えっとさあ・・・プレゼントあるんだけどさあ・・・』

瑞希『何?』

佐野『キスはしないから。目、つむって?』

瑞希は目をつむった・・・

佐野『はい、これ。』

瑞希『えっ?』

佐野『俺さあ・・・まだ高3だし、進路も一応決まってないけど・・・瑞希を幸せにする自信・・・あるし・・・だから・・・ずっと一緒にいてくれますか?』

瑞希『へ・・・?ゴメン、今なんて?』

佐野『だから・・・結婚してください。』

瑞希『うそ・・・(嬉泣)』

佐野『うそじゃねぇよ。俺瑞希とずっと一緒にいたいんだけど・・・いてくれる?』

瑞希『もちろん・・・答えは・・・イエス。愛してるわ、泉・・・』

佐野『俺も・・・ずっとずっと愛してるぜ・・・瑞希。』

*チュ*

瑞希からのキス・・・
そして佐野からの・・・
相変わらず激しいけど思いのこもった・・・キス。

〜おまけ@〜

佐野『あのさあ・・・俺我慢の限界なんだけど・・・』

瑞希『ああ、そういうこと?みんなが帰ったら思う存分どうぞ。それまではキスで我慢してね?』

佐野『わぁったよ・・・瑞希は俺と・・・たくないの?』

瑞希『あのねぇ・・・違うわよ!もちろん私だって我慢してるわよ!欲はあるもん!でもさあ・・・二人っきりのほうが・・・ね?邪魔されないでしょ?』

佐野『瑞希大好き・・・』

瑞希『ちょっと・・・そんな事言われ続けると私が我慢できなくなるからやめてくれる?』

佐野『だって・・・』


瑞希『はいはい。拗ねない拗ねない。言った事は撤回しないから・・・それに、プロポーズ、先超されたって、想ってるんだからね?』

佐野『本当に愛してる・・・』

瑞希『私も・・・ん・・・ふぁあ・・・あ・・・ぷは!ちょっと窒息しちゃうわよ!』

まあ相変わらず・・・

〜おまけA〜

萱島『あのさあ、芦屋その指輪どうしたの?』

瑞希『え?えっと・・・』

佐野『とりあえず婚約指輪。』

全員『『『『『はあああああ?』』』』』

瑞希『昨日・・・屋上でプロポーズされちゃった・・・』

全員『『『『『うそだろ????』』』』』

佐野『本当だから・・・』

これからもお幸せに・・・vvvvv

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