氷帝

□模試勉強
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「全然わかんない・・・」
「ほんとだな・・・。」
俺日吉若と友人の鳳長太郎は模試勉強をしていた。
「仕方ない最終手段だ!!」
俺と鳳はコートを片手に家を飛び出した
向かうは・・・天才


「模試勉強?!」
俺はびっくりした。いきなりたずねて来たと思ったら可愛い後輩が
「忍足先輩!勉強教えてください!」
と頭を下げていたから。

事の始まりは二学年共通模試。
日吉と鳳もわからない問題があるらしい。
ってゆうか模試って勉強するもんなんや・・・。俺ぶっつけ本番やし・・・。
「宍戸とか・・・岳人には聞かへんの?」


「ミソ〜って言って逃げました。・・・いつか下剋上します。」
「宍戸さんも朝から捕まらなくて・・・。」
「跡部さんは生徒会で・・・」
「芥川さんは授業中絶対寝てると思ったんで、聞くだけ無駄かな・・・と」

・・・日吉聞くだけ無駄て以外とひどいな。
なるほど・・・。跡部はまだしも

がっくんと宍戸は逃げたな。
後でシメトコウ☆

「なんでお願いします!!」
二人の土下座しそうな勢いにおされて
「ええよ。」
っていってもうた。
可愛ええ後輩の頼みや。
とりあえず受験は置いといてこっちを見てやろう。


「・・・ところでなんで滝やのうて俺なん?」
ふと思いついた疑問を口に出してみれば
「いえ・・・最初から忍足先輩に聞く予定だったんですけど・・・。」
「なんで?」
「だって忍足さん頭よさそうに見えますし」
日吉・・・見えますってなんや??
「何でそう見えるん?」

「「めがね」」

二人とも声揃えやがった・・・。
こいつら・・・俺が伊達めがねやって
知っててやってんのか?
模試勉強の前にまず説教やな!
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