Short story

□花言葉
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その後色々菊と話をしたりして結局時間になってしまった。

「また、いつでも来てくださいね。」

「ああ。またな。」

また、と言っても明日会議で会えるのだか。




アーサーが家に戻るとすぐPCの電源を入れて「スプレーキク」の花言葉を調べた。

するとアーサーは菊がここにいるわけでもないのに赤くなってしまった。

そしてもう一度確かめるように画面を見るとそこには....

「私はあなたを愛します....って....」

その後アーサーはしばらく赤くなっていたが、

俺は紳士だからな!と言い聞かせやっとこらえた。

「そんなに俺の事思っていてくれたんだな。」

アーサーは嬉しそうに目を細めた。




そして次の日、世界会議場で。

「菊。」

「あ、アーサーさん。」

「昨日はありがとうな。」

「いえ、こちらこそ。来てくださってありがとうございました。」

「菊」

「はい?」

ぎゅっ

アーサーは菊を優しく抱きしめた。

そして菊の耳元で囁いた。

「i love you」






その後菊が、会議にまともに参加できなかった理由を2人以外誰も知らなかった。
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