Short story

□会議は踊る
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「それじゃあこれから世界会議を始めるぞ!みんなで世界中の問題を一つ一つ解決していこうじゃないか!
まず、俺からなんだけど、あーでこーであーなんだけど?」

「わ...私はアメリカさんと同じでいいです。」

「またか日本!!自分の意見を言え!」

そんなこんなでいつもと変わりなく会議は始まるはずだった。

しかし、

「....ん?日本?どうしたのだ?机に突っ伏したりなどして。」

「え?」

世界各国が日本の異変にざわめき始めた。

「すっ...すみません...どうかお構いなく。」

「ほっ...放っておけるわけないだろう!どうしたのだ?話してみるがいい。」

「はっ...はあ....
あの...最近頭痛がひどいもので....。」

「頭痛だと!?」

いきなりイギリスが叫びだした。

「やっぱりアメリカがいつも日本にいろいろ迷惑かけているからじゃないのか!?」

「who!?君はなんてこというんだい!?
俺な訳ないだろう?君のまずいスコーンを食べさせたんじゃないのかい?」

「んなわけないだろう!?
俺が好きな奴にそんなことする訳ないだろう!?ていうか、まずいっていうな!ばかぁ!!」

「うっ...」

「おい、お前等静かにしないか!!」

「「!!」」

「ちょっと〜日本が痛がってるじゃん。」

「あぁ...すまなかった。」

「soreeなんだぞ!!」

「いっ...いえ...大丈夫です。
それより私のことはいいので会議を続行してください。」

「できるわけないだろぉ?」

「プっ...プロイセンさん...しかし...。」

「そうだよ?日本?ゆっくり休むのが一番だよ?何ならお兄さんのところにk「せやなぁ。ってことで今日は終わりや!」

「ちょっと、勝手に終わらせんなある。」

「そうだよ。あと日本君は僕のものだよ?」

「ちょっ..スペインお兄さんの言葉さえぎらないでくれる?」

「あ、フランス気づかんかったわwごめんなぁ〜」

「はぁ。」

「あ〜....日本〜俺達だけで行こうか〜?」

「あ...いいんですか?」

「ああそうだな。辛そうな顔してるしな。」

「ほんとに大丈夫なの?」

「ええ...ちょっと...あ..無理です。」

「な!?それじゃあもうかえろっか^^」

「そうだな。」

「ありがとうございます。お二人とも。」

「いい。日本が気にすることじゃない。」

「あの...皆さんは....?」

「うん。日本が気にすることじゃないよぉ〜」

「そうだ、放っておけ。」

「そうですか...。」


バタン



「あれ、日本は?」

「ちょっ...イタリアとドイツもいないぞ!?」

「え?ロマはここにいるで〜?」

「ちがう!!ヴェネチアーノだ!!」




「......逃げられた......。」


こうしてまたgdgdに愉快な会議は幕を閉じるのだった。
 

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