Short story

□世界W学園
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「はぁ.......」
とても大きな門の前で溜息を吐く少年(?)―――――――それは本田菊。

この話の主人公です。

「ああ....こんなに大きい所へ通うんですか.....」
そういって菊さんが門の中へ入ろうとすると....
「DDDDD!!遅刻なんだぞ!!」
誰かがダッシュで走ってます。
そしておきまりの、

ドンっ

「痛...」
「あ!!ごめんなんだぞ!!」
「い....いえ....」
「じゃ、俺は急いでいるから!!seeyou!」
「え..あ..はぁ。」

といって走って校舎の中に入っていった。
「なんなんでしょうか.....。」
と言って菊さんも校舎の中に入っていった。


少々遅れましたが、なぜ菊さんがこの学校に来たのか。
それは......


「菊ー!!」
「なっ...なんですか...耀さん....」
「に、にーにーと呼ぶある!!」
「.....それで?」
菊さん軽くスル―
「お前も世界W学園に入学するあるよ。」
「なっ...学校ですか!?何で私が...」
耀は呆れたように言った。
「お前はいつまでひきこもるつもりあるか?」
「....ずっとです。」
「じゃあ何でコミケにはいくあるか。」
「なっ....2次元のためでs「入学決定。」





........まあそんなこんなで入学することになった菊さんなのですが......。

「道に迷いました。」
またまたお決まりのことをしてくれる菊さん。
「ちょっと黙っててください。」
すみません。
「まったく....広すぎなんですよ...。耀さんはアジアクラスで待ってると言ったんですが....」
またまたお決まりが来そうな感じですよ。


「ヴェー!!!!」
「!!!!?」
誰かがいきなり抱きついてきたようです。
「君かわいいねー名前なんて言うのー?」
「な...なんなんですかいきなり!!」
菊さんめちゃめちゃびっくりしているようです。
「え?俺?俺はフェリシアーノ・ヴェルガスだよーよろしくねー」
「は...はあ。」
「君はなんていうの?名前。」
「わ...私は本田菊と申します。」
「菊かーかわいい名前だねー」
何か....彼の周りにお花が飛んでいるような気が...
菊さんがそんなことを思っていると後ろからそんなお花畑状態の彼の名前を呼ぶ声が聞こえました。
「フェリシアーノ!!」
「ヴェ!ルート!!あれ?ギルベルトも?どうしたの?」
「どうしたもこうしたもない!お前...授業中に突然教室からいなくなったと思ったら....って、ん?そいつは?」
いかつい人が菊さんのことを見て?マークを浮かべてます。
するとフェリシアーノが、
「あー!この子可愛いでしょー本田菊っていうんだってー」
「かっ....可愛いくないですよ。」
「そ、そうか...俺はルートヴィッヒだよろしくな。」
「ケセセ。俺様はギルベルトだ。」
「ル、ルートさんにギルベルトさん....よろしくお願いします。」

「そっ....そういえば、アジアクラスってどこにあるんでしょうか.....?」
「あ、菊アジアクラスなの?じゃあもしかして耀の弟?」
「い、いえ...正式に弟ってわけではないのですが...まぁ、兄のようにしたってます。」
「へぇーそうなんだー耀いっつも菊のこと、自慢してるよ^^」
「なっ....あの人はもう....」



なーんて会話をしながら4人で仲良く歩いてやっとアジアクラスについたようです。
「ここがアジアクラスだよー」
「ありがとうございました。フェリシアーノくん、ルートさん、ギルベルトさん。」
「いや、これくらいお安い御用だ。」
「んじゃ、菊ちゃんまた来るな!!」
「はい。」

まあ、アジアクラスといっても、アジアの人だけで勉強するとか、そういう分け方じゃないので、4人は同じ学年なので、同じクラスになるわけなのですが。

そんなこんなで菊さんの慌ただしい日々は始まるのでした。

つづく
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