SS
◎試し書き、殴り書きなど自由気ままに書いてます
※性的表現、暴力表現、百合、女攻め、ネタバレ有り
◆カイジ/fkmt
カイジさんの目って何でこんなに涙が出てくるんだろう。
ぽろぽろと涙が伝う頬を見つめながら少し不思議に思う。
もっと近くで見てみたいなあ、なんて思ったものだから両手で優しく引き寄せてみた。
潤んだ瞳が宝石みたいにきらきら輝いて綺麗だ。
何だかたまらなく愛おしくなって、口付けた。
あ、カイジさん泣き止んだ。うふふ、かわいいなあ。
2020/06/01(Mon) 20:08
◆ドロロ/ケロロ
※少し特殊なので下げます
「うっうっ…ぐす…」
「よしよし」
「ケロロくんが…ケロロくんが…」
「うんうん、よしよし…つらかったね。もう大丈夫だよ」
「うう…」
今日もドロロはケロちゃんにトラウマスイッチを入れられたようで、私の腕の中で小さな身体を縮こまらせ、しくしくと泣いていた。不謹慎なのを承知でいうが、こういう時のドロロはたまらなく可愛い。いや、いつも可愛いし凛々しくてかっこいいのだけれど、この私だけを頼りにしている所に母性本能をくすぐられる。
「落ち込んでいるドロロに、元気になるおまじないをしてあげよう〜」
「おまじないでござるか?」
「うん。こちょこちょ〜」
「こ、こそばゆいでござる!」
「こちょこちょこちょ〜」
「あはは!あは、ひ、ひ、あ」
「………」
なんだ今の声。なんだ今の声。今のえろっちい声は何だ。むらっときたぞ。かえる…もとい、宇宙人にむらむらするとか。変態か。いや、ドロロを好きになっている時点で変態もくそもないか。
「ふふ、ひ、あっ、あ」
「ねえねえ、ドロロ」
「ふ、ふ、な、んでござるか?」
「ケロン人もさ、欲情するの?」
「よ…?! ひっ!そこ、そこは…!」
「確かめてみようか」
からだが熱い。どうやら私は目の前の宇宙人に欲情しているようだった。
2020/06/01(Mon) 19:26
◆ドロロ/ケロロ
「ドロロも昔は地球を侵略したいって思ってたんだねぇ」
「否、今はそんなこと考えもしないでござる」
「…もし、もしもね、ドロロ」
「なんでござるか?」
「もしも地球を侵略する日が来たら、一番最初に私を殺してね」
「な、」
「ドロロの手で殺してね。ドロロじゃなきゃ嫌だよ」
あなたの苦しむ姿なんて見たくないから。
2020/06/01(Mon) 18:46
◆アズール/twst
「僕を置いていかないでください」
今にも泣き出しそうな儚い声に自分まで泣きそうになる。ゆるく唇を噛んでこらえた。
「…でも、いつかは」
「そんなこと、言わないでください」
胸元で震える身体にそっと手を添える。
それでもおさまりそうもない彼の震えに心が膿んだようにじくじくと痛んだ。
「私だって、本当は…」
離れたくない、と声にはならなかった。
言葉にしてしまったら、何もかもが終わってしまう気がした。
私達が運命の赤い糸で結ばれていたのなら、こんな残酷な出会いではなかったのだろうか?
嗚呼、答えてくれる神様なんて、どこにもいないのに。
2020/05/18(Mon) 00:23
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