元々はね。

□魔女とカエルと・・・
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ーコトッ。

「ごめんなさいね〜。こんなのしかなくて〜」

とルッスーリアが紅茶の入ったティーカップを置く。

「いえいえ、いいんですよ〜。ルッスーリアさん。
 
 あ、ありがとうございます。」

断りつつティーカップを受け取る女。

彼女は、世界にもういないだろうと、言われてる魔術師だ。

霧の術師とは、また違う。

彼女は、魔法が使える。

彼女の名は魔術師ドロップ。

ドロップは、要件を思い出したかのように言う。

「あ、そうそう、ベルフェゴールとフランはいる?
 
 私あの2人に用事が、あるんだけど・・・・。」

と、ドロップは聞き出す。

すると、ルッスーリアが、

「あ〜・・・・・確かあの2人は・・・・

 え〜っと・・・どうしたのかしら・・・・・?

 ねぇ、スクアーロ私あの2人どうしたのかしら?」

振り向き、スクアーロが答える。

「あぁん?てめえが買い出しに行かせたんだろうがぁぁ!!!!!」

スクアーロが怒鳴る。

「あぁ、!!そうだった!!

 私ってばすっかり忘れてたわ〜!」

「忘れるなよ・・・・。部下のこと・・・・・。」

ドロップは、そうつぶやいた。

ーガチャッ

ドアが開いた。

「しししっ。お〜いオカマ〜買ってきたぜ〜。」

ベルフェゴールとフランが帰って来たようだ。

「ルッス先輩〜。ミー達はパシリじゃないです〜。」

帰った瞬間文句を言うフラン。

「まあまあ、いいから、あなた達にお客さまよ〜。」

ルッスーリアは、買ってきてもらったものを受け取った。

「あら、お帰りなさい。」

2人は、驚きの顔が、隠せなかった。
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