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□時空を超えて
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「よし、あと1勝で100勝だ」

彼はフォングル。現在はAM4:55で、ポケモンゲーム(ダイヤモンド)をプレイ中。この世界では、ポケモンはゲームやアニメ、おもちゃやぬいぐるみなどの架空のキャラクターだ。今は、バトルタワーで99勝目をしたとこだ。

「もうすぐ5時か……喉乾いたし、コンビニ行こうかな」

DSを閉じ、財布を持ってコンビニへ向かう。外は明るくなったとこで、鳥のチュンチュンという鳴き声が聞こえる。
歩いて5分のコンビニでドリンクを買い、小石を軽く蹴りながら歩く。すると突然、霧が発生し、辺りが何も見えなくなった。

「なにこれ……突然の霧?」

しばらく立ち往生するしかなかった。やがて霧が晴れ、フォングルが見たのは……見知らぬ町だった。

「……ここどこ?」




一方、ポケモン島に住むカイは……

「ん……ふぁ……」

目が覚め、ふと時計を見る。
時刻はAM5:00。

「げ……五時!?」

二度寝しようとするが、全然寝れず、ドリンクを飲もうとする。しかし、冷蔵庫には食糧しかなく、ドリンクはなかった。

「げ……仕方ない、買いに行くか」

財布を持ち、眠ってるピカとピチュを残して家を出る。
口笛を吹きながら歩いていく。十字路に差し掛かった時、誰かとドンッとぶつかった。

「つぅ……す、すみません」
「いたた……こちらこそ」

相手は、この島にいないはずの人間だった。
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