□ブックタイトル
メッセンジャー messenger
□執筆開始日
2011年10月26日
□カテゴリー
小説
創作
□概要
紅絹(もみ)は、哀しそうに笑っていた。
一筋の涙が、夕陽色に輝きながら彼女の頬を伝う。
僕はそれを、ただ黙って見つめているしかなかった。
――ありがとう、紫苑(しおん)。
それが、紅絹の最期の言葉だった。
□読者へのメッセージ
流血は、おそらく無いです。
グロい感じではないはずですので、ご安心ください。
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