01/31の日記
18:08
入院した14
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入院してから14日がたち、鈍重な生物と化して11日がたった。
今日で最後の病院ニートナイトだ。
寂しいものだ。
お見舞いに貰った花が枯れていくさまは、正に今の自分の気持ちと統合する。
しかし枯れた気持ちながらも、内心焦っている。
まだこのニート性格を終わらそうにも終わらせる準備ができていない。
床に落ちている靴下も、あらゆる使わなかったイラスト道具も、読もうとして読んでいない本も、全てが全て片付けがすんでいない。
おのれ、私は自分が許せなくなった。
しかし許せなくなったところで手首を切る鉄屑もないため諦めて寝ることにする。
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01:17
入院した13
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入院してから13日がたち、鈍重な生物と化して10日がたった。
鈍重な生物と化した生活がとうとう二桁となってしまった。
私はもう鈍重な生物として生きていかなければならないのかもしれない。
だんだん開き直ってきた。
鈍重の何が悪い。
重たく鈍いだけだろう。
仕事に復帰して重たく鈍い生物がいたとしても、私がいない状態でも現在仕事は回っていたのだから問題はない。
私は元気な気持ちになってきた。
昨日までの鈍重な自分に苦しんでいた自分をぶん殴ってやりたいが、引き出しを開けてもタイムマシーンはみつからなかったので諦めた。
退院まで後2日だ。
病院ニート生活が終わりに近づいている。
鈍重については克服できたが病院ニート生活には名残惜しい。
惜しすぎる。
私は涙を流したつもりになって鼻をすすってみた。
鼻水はなかったようで上手くいかなかった。
絶望したため眠ることにする。
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