峠奈津子VSベル

ーーただ今、学生は夏休み。しかし、殺し屋に夏休みなんてない。

俺は任務でわざわざ日本へやってきた。それなのに、なんなんだこの女は


ベル「お前、なんだよ退けよ邪魔」

『あ、私は峠奈津子』

ベル「聞いてねーし」


退けというのに名前名乗りやがった


『あなたはなんてーの?』

ベル「お前に名乗る名前なんかねーよ」

『名前ないんだぁ、可哀相に』

ベル「はぁ?あるし。ベルフェゴールっつー最高の名前がな」

『ベルフェゴール??う〜ん。じゃあ、ベルルルルルルのるるたん!』

元気よくこっちを向いて言い放った

ベル「はぁ?頭悪くて口あんぐり」

こいつ馬鹿じゃねーの?って真剣に思った。ベルルルルルルってなんだよ。なんかのサイレンかよ
しかもるるたんってやなんだよ。蛙かよ


『るるたんるるたんるるたんたん』

ベル「なんだよその歌。王子、ちょー不愉快なんだけど」

『あ、るるたん。私そろそろ行くね!ばいばーい!』

ベル「はぁ?あ、ちょっ、待てよ!」


峠奈津子はピューと走り去ってしまった

ベル「なんだあの女」


任務前だってのに疲れたベルだった


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