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□のんで。
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「高杉、」
頭上で僅かに上擦った声が聞こえる。
多分もう限界が近いはず。
先端を舌でチロチロと動かせば、高杉の頭を掴む手の平に力が籠もる。
「っ、く…」
銀八の小さく零れた喘ぎに高杉の耳が熱くなる。
「、ふぁ」
口の中を侵す精液の苦さに思わず顔をしかめる。
銀八は何故かそれを見て色っぽくはにかんだ。
その表情で高杉の頬がより朱を増した。
「高杉、のんで」
銀八の甘い囁きが響く。
高杉の口の端を伝う白濁液を銀八が舐めとる。
「…っ、」
ゴクリ。
銀八の精と共に生唾を飲み下す。
恍惚した表情で高杉の髪を撫でる銀八に。
高杉は堪らなく欲情した。
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