BSR

□優美な新妻
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これは、
「…直りそうにもねぇな。」

佐助のモノから口を離しそう呟くと自分のモノを佐助のモノの奥にある小さな穴へと押し入れる。今日は未だ解していないが、昨日、一昨日と毎日のように同じように小十郎のモノを呑み込んでいるそこは、少し抵抗があるものの自ら求めて取り込んでいく。精液の混ざり合う音が生々しく響く。
「はっ…ぁ…いた…いっ…」
「嘘を吐くな。」

“痛い”と言う佐助のそこはどうだろうか。小さな蕾は小十郎のモノに絡み付きながら気持ちよさそうにひくついている。
小十郎はそのまま止めずに奥まで入れる。
「はっ…ァ…片倉さっ…」
「ん?何だ?」
佐助は苦しそうに息を吐きながら小十郎の首に両腕を回し、笑いながら言う。

「片倉さんも気持ちいいっ…?」
「っつ…」
小十郎は絶頂に達しそうになるのを堪える。本日二度目だ。
佐助は無意識なのか、それともわざとなのか、回した手で小十郎の首元の髪をくしゃ、と掴み引き寄せキスを強請るという可愛らしいことをしてくる。

ー本当に、手に負えない。

小さく溜息を吐き、要望通り口吻をしてやる。軽いものではなく、口内を暴き、味わい、辱めるような濃いものをだ。舌が互いを掻き乱す。
手は腰へと移動し引き寄せる。ギリギリまで入っていた肉棒はこれでもかという程奥を突く。
「ッあぁっ!」
佐助の体が跳ね上がる。
その衝動で唇が離れるが気にせず、小十郎は首もとへ視線をずらす。
佐助の首はいつも迷彩服で覆ってしまっているので、とても白く、細く、しかし細すぎず、程よく筋肉が付いていて、浮き出ている筋は小十郎でなくても綺麗と思わざるおえなかった。

小十郎は佐助のと混ざり合った唾液を喉を鳴らして呑み込む。
そして、歯を立てないようにと理性に注意を向けながら、それでも強く首に吸い付く。
「んぁ…」
やはり想像通り、肌は柔らかく舌触りも好かった。そうしている間も腰を激しく前後させているため、唇ごしに感じる血脈も妖艶なものであった。
「あっん…っ…かたくらっさんっっ…」
直ぐ耳元で聞こえてくる佐助の艶やかな喘ぎ声はこうして何度身を合わせても自身を奮い立たせてくれる。
小十郎は更に大きくなった自分のモノで中を剔るように掻き混ぜた。
「ッ!ふっ…んぅっ…はげしぃっ…」

気持ちいいか、だと?
そんなの、
「良いに決まってるっ…」

包み込むように抱きしめ、腰を強く突き上げる。
「ンァあッッ!!」

佐助は背中を大きく反らし小十郎の首に爪を立てる。
佐助にモノからは激しく白濁色の液が射精され、互いの腹部にかかっていた。佐助については小十郎のモノが中に入っているのでその隙間から零れ股の方へと伝わっている。
小十郎はそのまま佐助を抱きしめて布団、基、佐助に体の上に倒れ込む。
佐助もそれを重いとは思わずただその温もりに身を任せ、二人は深い眠りについた。
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