darkBlack×pureWhite


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−次の日の朝− ツナSAID


「ん?…はぁ…もう朝か……」


オレはいつものように重い体を起こして、1階のリビングに向かった。





「ぉはよ…………?!!」



朝っぱらから、相当有り得ない光景を目撃してしまった。

いつもならこれくらいの時間に、少しお酒やタバコの臭いを漂わせて帰って来るはずの綱吉が…

今日はなぜか並高の制服を着て、ダイニングテーブルに座って、朝ご飯のトーストを食べていた。





奈々「あらぁおはようツっ君!聞いて、綱吉ったら“今日から学校行く”なんて言い出すのよ〜っ」



「…は?なんで…」



「もう忘れたのかダメツナ?オレは柚葉のことが好きなんだから学校くらい行って当然だろ?(黒笑)」



「んなっ…来なくていいのに…」



「なんとでも言えダメツナが。ってことでオレは先行くから」







綱吉はさっさと家を出てしまった。



奈々「んもー綱吉ったら…もうちょっとゆっくり食べて行けばいいのに」



「…………。」





……綱吉のやつ、本気で柚葉ちゃんを狙ってるんだ…。


オレもこうしちゃいられないよ!


早く学校行かないと!!
もし綱吉が柚葉ちゃんに何かしてたら大変だ!!





オレは3分で用意して、トーストを無造作に口にくわえて、家を出た。



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