長編小説
□ゆめおい(後編)
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どこまでもお供しますよ
いつも傍にいると思っていた
いちれんたくしょう
ってこういうことをいうのかも知れないですね
煌めく水面を駆け
無邪気な横顔がゆっくりと揺れる
あまりに近くにあったと思っていたのに
掴もうとするとこの両手からすり抜けて行ってしまって……
決シテ追イツケナイ
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