短編

□アテナさんトコの聖域の事情 中編
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アテナさんの所の聖域には、12人の黄金聖闘士と2人の教皇+双子座兼海龍がおりました。

美男子・イケメンとジャンルはイロイロより取り見取り。
それはもう楽しい毎日である事でしょう。



沙織「ええ、楽しいですわよ。色んな意味で!!


●アテナさんトコの聖域の事情 後編●


カノン「ふあぁぁ〜ねみ…」

双児宮でカノンは大きな欠伸をした。

カミュ「カノン、できたぞ」

小さな手でカノンに一枚の板を差し出すカミュ。
その板にはやたらリアルな羊の絵が描いてある。

カノン「んー、早かったな。次はコレな」

箱を手渡すカノン。
その箱にはやたらリアルな牛の絵が描いてある。

カミュ「300ぴーすか…わかった」

カミュはジグソーパズルをやらされていた。
ソレを受け取り、とてとてと元位置に戻り箱を開け中身を出す。

出した中身をジーッと見ている辺り、恐らく四隅を探してるのだろう。

カノン「(よく真面目にやってられるよな…)」

とか思いながら隣を見れば、アルデバランがもくもくと塗り絵をやっている。

アルデバラン「カノン…これはなにかいみがあるのか?」

カノン「聞くな!!サガが決めたのだ。3歳児は知能や社会性、情緒、体力、すべての面で基礎が形成される大切な時期なんだとよ」

カミュ「…わたしたちのばあい、からだだけがこどもなだけでかんけいないのでは?」

カノン「言うな!!俺もそう思ってるんだ!
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