短編

□エステティックサロン グラード 後編
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シオン「ふむ、決めたぞ」

くるりと振り返るシオン。

シオン「サガよ、お主がやれ」

サガ「はい?」

シオン「はい?ではない。お主がやれと言うとるのだ」

しれっと言い放つ教皇様。
さらに女神アテナが追い討ちをかける。

沙織「そうそう!サガならカノンも一緒に起用しましょう!双子でそっくりですから、シンメトリーなのも素敵ですよね」

カノン「なっ?!!アテナ?!」

シオン「小僧ども、双子を取り押さえろ!」

シオンの声に反射的に飛び出す黄金たち。
力の強いアルデバランとアイオリアが二人を押さえつけ、デスマスクとアフロディーテが脱がしにかかる。

カノン「んなっ?!貴様らやめんか!」

アフロ「サガと同じなら君も芸術品のように美しいのだろう?勿体ぶらずに見せたまえ!

サガ「ええい!離せ!脱がされなくても自分で脱げるわ!

デス「…それもどうかと思いますぜ、旦那;」

その光景は正直、あらぬ疑いをかけられても仕方が無いものだった。

ムウとシャカはかなり白い目でそれを見ていたと言う。
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