短編
□エステティックサロン グラード 前編
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沙織「うろたえるんじゃありません!!
まずはこれを見てください」
沙織に差し出されたパンフレットを受け取るサガ。
それを覗き込むガタイの良い男達。
そのパンフレットにはこう書かれていた。
サガ「エステティックサロン グラード…」
アフロ「何っ?!エステ!!」
エステという言葉に敏感に反応する美の戦士アフロディーテ。
サガからパンフレットを光速で奪い取り、パラパラとページをめくる。
アフロ「おぉ!美肌に美白、痩身、筋肉強化、リラクゼーション!!しかも最新機器を使ってか。さすがグラード財団!」
ロス「なぁリア。今はこんな飲み物みたいなので筋肉がつくのか?」
リア「な…、こんなものに頼って筋肉を付けるだと?!なんと惰弱な…
こんなものを使うやつはもはや
男として認めん!!」
バラン「ワッハッハッ!今はなんでもありだな」
ミロ「見てみろよカミュ!何か面白そうだよな!」
カミュ「いや…私はあまり興味がないな」
沙織「ウフフ、今は男性も美しさを追求すべきだと思いますの。女性のエステも考えたのですけど女性より男性のほうが競争率が低いと思いますし」
アフロ「美の追求…素晴らしいですアテナ!!」
珍しく真剣に沙織の話を聞くアフロディーテ