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□神様なんて居ないけれど
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広大な空の下に一人でいるお前を見ると

いつか俺の前から消えてしまうんじゃないか、と思う。

話し言葉や、歩き方も、教えたのは俺だったな、と懐かしくなる。


お前はもう俺が居なくても生きてゆけるんだろうな。

自分の足で歩いて、自分の力で戦い、自分の考えで生きる事ができるのだろう。

それを嬉しいと感じるのは本当の気持ちで。


だけどなぁ神様。寂しくてたまらないおれがいるのはなぜなのかな。

前よりお前を遠く感じるよ。

(神様なんているわけないがこんな時くらい聞いてみてもいいじゃないか)


END

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