誘惑蜘蛛 book

□誘惑蜘蛛
1ページ/4ページ










「名無しさん、行こ?」


「うん、!」











新学期の、始まり。
私と言えば、相変わらず充実した毎日で。
家族も友達も、先生達でさえ。
私の周りには充分すぎるほど大切な人がいて。


まさかあんな風に失うなんて、思いもしなかった。











砂時計の砂が、こんなに早く落ちきる、なんて。


私は気付くことも、気にすることもしないで。




























次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ