Novel-11-
□俺たちの日常
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あーダリぃ、今日学校かよ。
そう思いながらもいつも教室に一番乗りな俺…。
「おはよう不動」
暫くすると鬼道が入ってくる。因みに佐久間とは二年に上がる時別々のクラスになった。
「なぁ不動。お前モヒカンのくせにどうしてこんな早く学校に来てるんだ?」
「モヒカンは関係ねーだろ。…ただ誰もいない教室が好きなだけだ」
「へぇ、なんか意外だな」
にやにやしながらこっちを見る。
「うるせっ」
「そう言えば今日は俺とお前と佐久間の三人でカラオケに行くんだよな?」
「!!!そうだったな、あー早くカラオケ行きてぇぇぇ」
俺はカラオケの話しになると異常にテンションがあがる。
「不動、一昨日もカラオケ行ったんだろ?」
俺の言動を見て少し呆れ気味の鬼道。
だがしかし、そんな事は気にしない。
「ほんとカラオケ不足で死にそうだったんだよ」
「いやだから一昨日…」
「はやく学校オワレー」
「………そうだな…」