Tale is Repeated Again

□第壱話
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この世界に来て、約一ヶ月が立ちました。

状況に慣れた沢田綱吉は、適当にコロニー内のマンションで生活をしてました。

最初の頃は驚いていました。
住めば都なのか、生活は安定してました。



沢田綱吉は改めて考えます。

(そういや、これがあったからなんとかなったんだよなぁ...)

ネットサーフィンを沢田綱吉は始めました。



初めて知ったこと。それは【この世界の暮らし方についての説明書】を所持していたことでした。

おまけに、自分専用のIDも丁寧に同封していました。

これのおかげで、この世界のことをある程度沢田綱吉は知ることができました。

その説明書には【この世界の世界観】が数多く記されていました。

例えば、沢田綱吉が居る場所。中立国オーブのコロニー【ヘリオポリス】は、オーブの【資源衛生コロニー】だと簡易的に説明されていました。

他にも色々記載していました。この世界では当たり前のことでも、沢田綱吉の世界では当たり前で無いことも勿論ありました。

沢田綱吉曰く「SAN値が軽く消し飛びそうになった」

今思えば【死ぬ気の炎について】記されてなかった点が唯一安心できた所かもしれません。

一ヶ月で得た有益な情報はありませんでしたが、ガンダムやら色々あるこの世界のことです。

きっと、また争い言に巻き込まれるに違いありません。

そこまで考え、あるニュースが目につきます。

『タオシュンから7km離れた所からの撮影ですが絶えずザフト軍による銃声の音が流れ込み...』

(タオシュン...?一週間前のニュースだから...)

思わずため息が出ます。

(みんな元気かなぁ)

コーヒーを飲みながら沢田綱吉はモニターの電源を落としました。





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