SSS
□る
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『ねぇ。』
背中に向けて呼び掛ける。
「なに??」
振り向かない言葉だけが返ってくる。
『ねぇねぇ。』
振り向いて欲しくてもう一度呼び掛ける。
「なに??」
また振り向かないで返事だけが返ってくる。
『ねぇってば。』
しびれを切らして背中を叩くとやっと振り向いた。
「なにs―…。」
いきなりのキス。
少ししてすぐ離れた。
「いきなりビックリするじゃん。」
『したくなったの。』
ニィッと笑って彼のほっぺをつっつく。
べーっと舌を出した彼にまたキスしてやった。