企画
□番外2
1ページ/1ページ
「よかったね。あの2人。」
「ティアも幸せそうですしね。」
大きな木の下で肩をそろえてるミエリとウルがつぶやく。
「あっちもやっと伝えたようですね。」
「レンポは素直じゃないからねぇ。」
「ネアキも相当だと思いますよ。」
「そうだね。」
ふふっとミエリが笑う。
「次は私たちの番ですね。」
「何かしてくれるの??」
「簡単なものですが。」
「あっ…。」
差し出されたのはエメラルドのはまったネックレス。ミエリの首につけるとネックレスに触れた。
「私…何も用意してない。」
「いいですよ。あなたを貰いますから。」
ミエリを抱き上げウルの膝に座らせる。
「んっ…いいよ。私をあげるっ。」
どちらともなくキスをすると粉雪が舞った。
「ホワイトクリスマスね。」
「そうですね。」
END