本棚(短編)

□Sexueller Geschmack(ゼクスエルァ ゲシュマック)
1ページ/2ページ

三橋は脚の見えるスカートを履かない。
理由は解らないが、彼氏としては、偶にはミニスカート姿なんかも見てみたい。










「なぁ、なんでズボンか長いスカートしか履かねぇの?」

部活の帰り道2人きりになった時に聞いてみた。
オレは結構自分の欲望に忠実だ。
まぁ、田島程じゃねぇけど。
んで、返ってきた答えが

「脚太い、し、キタナイカラ」

だと。
てっきり、よく転けてたりするから擦り傷や痣だらけなのかと思ってた。
だから、余計にミニスカ姿が見たくって、三橋には効果抜群の「お願い」を強請ってみた。














三橋の嘘吐き。
食ったモンの栄養全部乳に行ってんじゃねぇか?ってくらいスゲ細いし白い脚してんじゃん!!

あぁ…オレ足フェチじゃないはずだけど、しばらく白い脚がチラついてオカズには困らねえな…
なんて、とても彼女にはバラせないことを考えていた。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ