東方怠惰談〜幻想入り〜

□泥酔「想いに浮かべ、酒の船」
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〜〜〜朝〜博麗神社〜〜〜





公真
「……ん……」



幻想郷に来て四日目、博麗神社にて起床。



霊夢
「あら、やっと起きた」



公真
「ん……あぁ……おはよう……」



……どうも俺は朝に弱いようだ。



霊夢
「しかし昼間に寝たのに、よく夜中に目が覚めなかったわね」



公真
「あぁ……そうだな。布団……片付けてくる……」



霊夢
「ついでに顔も洗ってきなさいな」



……昨日の朝も似たような事をオッサンに言われたな。





…………………………





公真
「改めておはよう」



霊夢
「あらおはよう。しかし昼間に寝たのによく夜中に目が覚めなかったわね」



公真
「待て待て、微妙に会話がループしてるぞ」



俺よりも霊夢の方が寝惚けてんじゃないか?



霊夢
「あぁ……今日は割と涼しいわ」



そういえば、俺が幻想郷で初めて話した緑髪の巫女はここには居ないのだろうか。



霊夢
「……何考えてるの?」



公真
「なぁ霊夢。この神社ってお前以外の巫女って居るのか?」



霊夢
「博麗神社の巫女は私だけよ。なんで?」



公真
「いや、前に霊夢とは違う巫女と話した事があったからさ。ここには居ないのかなって」



霊夢
「あぁ早苗のことね。早苗ならあの山の上で暮らしてるわ」



早苗……という名前だったのか。



公真
「山の上でって、まるで仙人みたいだな」



霊夢
「早苗が仙人? あはは、そりゃないわ」



笑われてるぞ早苗……

 
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