novel
□もしもシリーズ
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〜もしも幽々子が泣き虫だったら〜
「幽々子様…大変申し訳ないのですが…本日突然食糧が消えてこれだけに…」
妖夢が申し訳なさそうに出したのは一杯の茶碗に盛られた白米と漬け物だけ
「………うっ…」
食材を見た途端幽々子の大きな両目から涙がこぼれ肩を震わせる
「わわわわわ!幽々子様申し訳御座いません!泣かないで下さい!」
「ちょっと何幽々子泣かしてんのよ!幽々子泣かすなんて最低よ!幽々子は貰っていくわ!ほ〜ら幽々子ご飯いっぱいあるわよ〜」
スキマからにょっきりと姿を表し妖夢を睨み幽々子を抱き上げ消えていく
「あんのスキマ婆…あいつが原因か…!」
怒りで肩を震わせ拳を握りしめる妖夢
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