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□雑記ログ
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【薔薇と藤さん】


「そろそろ付き合ってくれませんか?」
「そんなつもりはないね」
「つれませんね」
「そう言わないでくれよ。私だって君とはよき友人でいたいのさ」


 嬉しい言葉ではありますけどね、と少し不満そうにした藤の頭を薔薇は撫でてやる。
 こうやって話している時間も楽しいものだと薔薇は言う。
 その言葉にいつまでたっても納得しきれない自分は子供なんだと、また藤は不服な表情で髪を弄る。
 やれやれと彼を慰めるかのように薔薇はそっと紅茶を差し出し、笑った。
 藤はその様子を横目で見、こうして世話を焼いてくれるのは自分だけだろうなと思い、己の頬が緩むのを止めることができなかった。



(なんだかんだで友人の時間が一番幸せ)




      
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