07/30の日記

01:33
食物繊維には種類がある!
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「食物繊維を摂ってくださいね。」

と言われても一体どんなものを摂るのがいいのか分からない!
という方がいます。

では、様々な食材を知る前にまずその種類を知っておきましょう。

種類は2種類。
水に溶けにくいタイプと、水に溶けるタイプに分かれます。

水に溶けにくいタイプを「不溶性食物繊維」といい、
水に溶けるタイプを「水溶性食物繊維」といいます。

知っていましたか?

多くの方は、食物繊維に種類があることを知りません。
それもそのはず。知っていることでメリットがないからです。

では、どうして??

溶ける溶けないという問題がそんなに重要なのか?!
と思いますよね。

実は、これを知らないと効果的に体に摂取することができなのです。

では、詳しくみていきましょう!

不溶性食物繊維というのは、植物の細胞壁をつくっている成分で、
「リグニン」「セルロース」「ヘミセルロース」などをいい水に溶けにくい成分です。

例えば、野菜や穀物に含まれるセルロース、
未熟な果実に含まれるプロトペクチン、キノコ類に含まれるグルカン、
エビやカニの殻に含まれるキチン・キトサンなどがあります。

水に溶けにくいということは、
調理をしてもまた胃を通過しても栄養分が薄まりませんから、
腸にしっかり届いて栄養として体に吸収されやすいと言えます。

またダイエットをしている人には、もってこいということもできます。
他にも。

・ 食欲があり太っている人
・ お肉大好きな人
・ 便秘に悩んでいる人

などの人にはぴったりということができるでしょう。

では、これに対して水溶性食物繊維とは何でしょうか。

これは、植物の細胞の中に貯蔵されたり、植物が分泌する成分に含まれ、
やはり「糖」がたくさんつながってはいます。

ここまでは先ほどと同じ。
唯一違うのが水にとっても溶けやすい成分であること。

例えば、果物や、ニンジンなどの野菜に多く含まれるペクチンや、
コンニャクに含まれるグルコマンナン、
海藻類に含まれるフコイダンなどが代表的です。

水に溶けやすいので、
すぐにゲル状にどろどろになって小腸で糖と一緒に吸収されます。

また血糖値をあげないようにしてくれたり、
コレステロールを減少させてくれるという働きもあります。

さらにこの食物繊維は、
善玉菌の大好物!腸内の働きを整えてくれるますよ。

・ 太ってきたなと感じている人
・ 血糖値を気にしている人
・ 糖尿病家系の人
・ 血中のコレステロールの上昇を抑えてたい人

こういった方にぴったりです。

多くの栄養素の場合、溶けることで問題があったりするのですが、
食物繊維はどちらにしても最高!ということができるでしょう。

ですから、あなたの目的に合わせて、
良質の食物繊維をとってみるのがいいと思います。

例えば、キノコは食物繊維が豊富な上に
「がん予防にも効果的」と言われています。

カロリーがほとんどないですから、少し体をシェイプしたい時には、
こういった食材がとっても便利です。

食べ方もいろいろありますから、
あなたオリジナルのメニューを開発しても楽しいかもしれませんね。

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