07/28の日記

01:23
肩こりの3大原因
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今日は肩こりの3大原因についてお話します。

ねこ背、なで肩、扁平足、肥満。
体形による肩こりの治し方はこれです。

 肩こりは非常に多くの人がもつ、疲れの症状のひとつです。
 ただ、西洋人に肩こりをうったえる人は少なく、
特に日本人に多い症状です。

 肩こりの3大原因といえば、姿勢の悪さ、
悪い姿勢をつくる生活環境、それにストレスだといわれています。

しかし、同じ環境下にあっても肩がこりやすい人とこりにくい人がいるように、
肩こりがあらわれる際には、
さまざまな誘因が働いていると考えられます。

 西洋人に肩こりをうったえる人は少ないということは、
日本人の生活習慣に多くの原因があると思われます。

性格や体形、あるいは環境といった誘因起こるとすれば、
一度肩こりを治療しても、原因が取り除かれないかぎり、
また再発することになります。

 それでは、肩こりを起こすさまざまな条件をあげ、
その対処法を考えて見たいと思います。

まず、体形の問題をとり上げてみましょう。


@ねこ背、猪首

背中を丸めたねこ背の人、首が短く肩にめり込むようないわゆる猪首の人、
これらは、肩こりを起こしやすい体形の典型です。

ねこ背とは、背中が丸くなって、肩や頭が前力に傾いた状態のことをいいます。
人より背が高いことを気にしてしょっちゅう背を低く見せようとしたり、
成長期が早く訪れてふくらんだ胸を小さく見せようとした子供たちが大きくなったときに、
ねこ背が習慣となることが多く見られます。

 ねこ背は、前方に傾けた首を支えるために、
首や背中の筋肉が常に緊張をしいられます。
これは猪首の人にもあてはまり、筋肉の緊張で、
血行が悪くなり肩こりを起こしやすくなります。


[対策]

姿勢の矯正で、ねこ背は治せます。また、
猪首そのものは治らなくても肩のこりやすい姿勢を避ける事はできます。
姿勢を矯正しましょう。

常に姿勢に注意することで、自然に正しい姿勢が身につきます。



Aなで肩

 日本人の女性に多いのがなで肩です。
日本人には筋骨隆々としたたくましい肩より、
きゃしゃななで肩が好まれますが、これも、
肩こりを起こしやすい体形のひとつです。
なで肩の人が肩こりを起こしやすいのは、
ひとつには筋肉に問題があります。
なで肩の人は、一般に筋肉の発達があまりよくなく、
そのために、他の人にくらべて筋肉が疲労しやすくなるのです。

 もうひとつは、骨格の問題です。
 肩は体重の8分の1に相当する腕(体重70キログラムの人なら9キロ近い)
をぶら下げています。
怒り肩の人ならば、
肩で一度クッションをおいて腕をぶら下げることができますが、
なで肩の人は、
肩の関節も腕とひとつながりとなって下に向かって傾斜しているので、
筋肉が腕を持ち上げる負担が非常に大きくなるのです。
 いかり肩の人は、肩という滑車を使って腕を持ち上げ、
なで肩の人は腕を直接持ち上げているのです。
 なで肩の人は、その理由で筋肉の負担が大きくり、
肩こり起こりやすいのです。


[対策]

俗に「登山家に肩こりはいない」といいます。
重いリュックサックで鍛えられた筋肉は、
少々の疲労ぐらい平気だからです。
なで肩の人も、肩の上下運動や、腕立て伏せなどで筋肉を鍛えましょう。
また、肩こりを起こしやすい体質となっているので、
日頃から1時間同じ姿勢をとったら、
10分間は肩の体操をするという原則を守るといいでしょう。


B扁平足

 赤ちゃんの足はみな扁平足ですが、成長するにしたがって、
足の裏にアーチ状のくぽみができ、土踏まずが形成されます。
土踏まずは、体を安定よく支え、
歩くときのバネの役割を果たしています。

 扁平足の人はそのバネが不十分のため体の安定が悪く、
しかも足が疲れやすいという弱点を持っています。
足の疲労は腰椎の負担を大きくし、腰椎の負担は首に負担をかけ、
結局、背骨のゆがみや筋肉の負担が大きくなって、
肩こりに強く影響してしまいます。

[対策]

 日常生活では、はだしで歩く機会をできるだけふやし、
土踏まずを刺激してやりましよう。
家の中ではもちろん、
庭や公園の芝生をはだしで歩くのは気持ちのいいものです。
海岸の波打ちぎわなどの砂場をはだしで歩くのも効果的です。

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