詩とか…

□-想い出の残骸たち-
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-想い出の残骸たち-

時々、人が誰もいなくなった建物たちに遭遇することがある。
…ほとんどは、かつては人がいて、賑わっていた所だろう。

人がいなくなってから、ずっと建物たちは残される。
中には、壊されるものもいれば、問題があって壊せないものもある。
残された建物たちは、いったい…何を思い浮かべるのだろうか。
『その場所にいた人たち』の事か、輝いていた時のことだろうか。

…もしかしたら、また輝きを取り戻すかもしれない、または…。
建物たちは、何も知らない。自分たちの状況なども…。

そして、壊されていく建物たちにこういうだろう…。
―――さようなら、想い出たち。

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