ひばりヶ丘鉄道の一日(没台詞集)

□BlueRailStoryコラボ編没台詞集
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BlueRailStory#16.56『彷徨いの機関車C56』前編

美住P:機関車の修理依頼?
絵美P:ひばりヶ丘鉄道の赤雪さんから、その問い合わせが…
美住P:どういう依頼?
絵美P:光ヶ丘鉄道のC56が、スプリングと計器類が壊れて、使用できない状態だと。スプリングは予備部品を出したのですが、計器類に関しては修理や交換が無理で、うちで修理してほしいとの事です。
美住P:なるほど…。疑問なのは、なぜひばりヶ丘鉄道から、光ヶ丘C56の修理依頼が来るのかと
絵美P:きららさん関連でしょうか
美住P:多分そうね。きららPさんがC56を診て、修理だか予備部品の提供を、ひばりヶ丘鉄道に頼んだんでしょう。でも、計器類の予備が無いから、うちに頼んできた…と考えればね。

(昨日の事)
EF510-509:これから、架空世界連絡線を往復。今度は光ヶ丘鉄道のC56を、こっちまで運ぶんだってさ。
EF81-95:他所の機関車を?
EF510-509:昨日だかに、絵美Pさんの所に電話が来てね…

絵美P:はい、あおぞら銀河鉄道ですが
   久しぶりね、赤雪さん
   えっと…それはどういうこと?
   分かったわ。受け入れ準備は整えておくわね。
   やれやれ…
美嶋P:どうしたんですか?
絵美P:ひばりヶ丘鉄道にいる、私の元同僚からなんだけど…
   光ヶ丘鉄道の機関車…C56が故障したらしくて、修理依頼の連絡が来たのよ。
EF510-509:修理依頼を?ひばりヶ丘鉄道のではなく、光ヶ丘鉄道のC56の修理?
絵美P:ひばりヶ丘のC56だと、私も思ったんだけどね。とりあえず、甲種輸送の日時を組みましょう…
美嶋P:なぜ直接ではなく、間接的に頼んできたのでしょう…
EF510-509:分かるとすれば、ひばりヶ丘鉄道で対応できなくて、こっちに頼んできた…ということなのでしょう。

---翌日
EF510-509:連絡線のトンネル内で、機関車を交替?
EF510-17:そうなんだよ。光ヶ丘鉄道の駅まで行って、そこで機関車を引き渡し…じゃなくて、トンネル内で交替だったんだ。向こうは蒸気機関車だったから、煙たくてね…
EF510-509:そうなの。
真理恵P:牽引車両はC56…C12を運んだ時、トンネルの途中まで迎えに来ていた、あの機関車ね。
EF510-509:長い行程だから、気を引き締めないとね…

4日後---(EF510-509+C56-160+24系25形)
EF510-509:やれやれ…ここまで来れば、もう一息ね。
真理恵P:あおぞら銀河鉄道、絢瀬駅まで来たわ。もう少しで総合車両センターよ。
C56(光ヶ丘):長い旅だったな…。
EF510-509:あともう少しよ。

EF510-509:何とか到着だわ…。
真理恵P:長い道のりだったわ…。あおぞら銀河鉄道、総合車両センターに到着ね…
C56(光ヶ丘):長い旅だったな…。ここはどこだ?
きららP:あおぞら銀河鉄道、総合車両センターよ。
この鉄道車両全ての、検査や修理を、この場所で行っているのよ。
白雪P:ここが、あおぞら銀河鉄道ね…。
C56(光ヶ丘):本当に別世界だな…。
きららP:まさか、こんなに早く…前の就業先に来るとは、思いませんでしたけど。
白雪P:この鉄道をモデルに、光ヶ丘鉄道を発展させたいわね。
きららP:半年くらいしか経ってないのに、こんなに懐かしいとは…
白雪P:本当に、聞いていた通りの鉄道ね。

絵美P:光ヶ丘鉄道C56さん、これから検査をするわね。
C56(光ヶ丘):検査?修理じゃなくて??
絵美P:壊れた場所は無論だけど、その他にも不具合があるといけないから。
C56(光ヶ丘):そうですか。
絵美P:それでは、早速検査しますか…。ここで修理できればいいけど…
白雪P:どんな結果が…
きららP:私にもわからないですね…
絵美P:検査結果に関しては、後でお知らせするとして…。どういう使い方をしてたとか、お聞きしたいのですが…

美住P:用が済んだから来たわ。えっと、この機関車?
絵美P:この機関車ですね。光ヶ丘鉄道所有のC56ですが、向こうの担当者…きららPさんの判断だと、車輪のばね部分、そして計器類がダメですって。ばね部分の部品は、回送の時に必要だからと、ひばりヶ丘鉄道から部品もらって、とりあえず直したようです。
美住P:なるほど。後は計器類を直せばいい…。それだけで問題が収まるかしら、この機関車。
絵美P:どういうことですか?
美住P:きららPさんが発見したのは、壊れたバネと計器類。いろいろと不具合はありそうよ。見かけはまともでも。
C56(光ヶ丘):そこまで悪くないぞ?
美住P:検査してみたら、事実が明らかになるでしょうね。まだ不具合があるのかも…

(検査終了後)
美住P:全く…どういう使い方してるのよ、この機関車…。不具合だらけね
C56(光ヶ丘):えっ?そんなにですか!?
美住P:計器やばねの故障だけで、動かなくなるわけない。走行装置に不具合があったのよ。ボイラーに問題がないのは、まだ救いね…
C56(光ヶ丘):直せるんですか?
美住P:時間はかかるけど、直せるわ。部品さえ集まればね。
C56(光ヶ丘):そうですか、それはよかったです。
絵美P:部品集めとか、相当苦労しそうですね…
美住P:先が思いやられるけどね…。とりあえず、光ヶ丘鉄道の関係者…白雪PさんときららPさんに、検査結果と修理箇所を、とりあえず説明しないとね…
C56(光ヶ丘):ああ、貨物線が廃止になって、機関区に取り残された。もう朽ち果てることを覚悟した時、あの声を聴いたんだ…
美住P:白雪さんの、鶴の一声か…
C56(光ヶ丘):よみがえった貨物線…光ヶ丘鉄道で復活できたのは、白雪Pさんのおかげだったんだ。
        復活させてくれた、その恩に答え続けたい。だからこそ、再び走りたいんだ…
絵美P:何とかするしかないわね…。最善策を取らないと…
美住P:貨物線時代の酷使、そして廃線後の長期留置…。そして光ヶ丘鉄道として復活後、数少ない営業車として奔走…。壊れるのも無理ないね。この機関車の修理が終わったら、ひばりヶ丘のC56も検査してみたいわ。
絵美P:あのC56も、長く使ってますからね…。
美住P:とりあえず、このC56の修理が先ね。何とか部品を集めないとね…。新たに作るとかして、揃えられればいいけど。

次回、BlueRailStory#16.86『彷徨いの機関車C56』後編
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