If they are...

□October 10th
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俺とサスケがつき合いだして早数ヶ月がたった。




ぶっちゃけ、ロマンティックな出来事とかそーいうのは…、
起きていない。



唯一起きたっていうか、日常茶飯事になったのは、


毎日、風呂上がりに強引にアイツの部屋へ連れ込まれるようになったことぐらい。



あ、いや、別に、連れ込まれたからってそんなアブノーマル18禁みたいなことにはなってねーし。



大丈夫、ちゃんと逃げてるから俺。






「…なぁ、今夜はぜってーヤらせろよ?」


昼休み、次の授業で提出しなきゃならない宿題をせっせと片付けていたら、サスケがそんな大胆なことを超真顔で言ってきた。


「……嫌だ。」


俺も超真顔で返す。


「…宿題、やってねーのかよバカ。」


サスケは俺の数学の問題集解きかけのノートを見て嘲笑うような目で言った。



…やってないって言うか…終わんなかったんだよドアホ。



昨日、俺は、コレやんなきゃヤバいって思って急いで風呂から上がって急いで自分の寮戻ってたってのに、

サスケの奴、そんな俺のことお構いなしで襲いかかってきやがって…。



どっちかっつーとお前のせいなんだからな?



謝れよ。

土下座しろってばよ俺に。



「あ、そこ違うぞナルト。
cos0゚=1な?0じゃなくて。」

「そーなんだ…初めて知った…。」

「…授業ちゃんと聞いとけよ。」

「そーだな。」



俺は低い声で軽く相槌を打って、間違えたところを消しゴムで消してその上からシャープペンで正しい答えを書き直す。



…ってゆーか、



超ねみぃ…。




昨日ってか今日、コレのために徹夜したからだ絶対…。



いや、元をたどればこの俺の目の前にいる黒髪のイケメンのせいなんだけど…。




「…で、ナルト。本題。
今日は絶対ヤらせろよ?」


もう5時限目の数学が始まるまで10分もないから集中したいのに何なんだってばよコイツ…。



マジウザイ。



「なー、なんで返事しねーんだよー。なんか答えろよー。」


俺が無視をすると、そんな風にただをこねる。



それの返事なら初めにしただろッ

ちゃんと嫌だって丁重にお断りしただろッ


なんでまた同じこと聞くんだよッ

言わなくてもわかってんだろ?答えッ



「…別にさ、アンタが嫌なら嫌で、無理矢理連れ込めばいいだけだけどさ。」



じゃあ、聞くな。


大体、それだったらいつもと変わりねーじゃん。




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