Akastuki

□サソリの恋路
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『サソリの恋路』


蠍「イタチ、デイダラ、
お前たちはまだ周期来ない?」

イ「え、何周期って。生理の話か?」

サ「絶対違うだろ変態。」

蠍「恋路の話だバーカ。
サスケ、ナルトって来たから次はキャスティングから見てあんたたちだろう。」

デ「何だよキャスティングから見るって。
オイラはまだズキューンって来てないな、うん。」

イ「俺は常にズキュズキューンだ。」

蠍「マジで?
じゃあ今回は『イタチの恋路』かな。」

サ「誰にズキュズキューン何だよ言え。」

イ「我が弟よ…」

サ「あの…両手を上にあげて神を拝まないでくれるか?
神になる。俺が。」

ナ「あのさ、今回のタイトル、『サソリの恋路』になってんだけど。
イタチじゃなくね?」

デ「あ、それオイラも思った。」

蠍「若僧…よく気がついたな。
そう、今俺、ズキュズキュし中。」

ナ「え〜…マジで?」

蠍「…何だその嫌そうな顔は。」

ナ「だって…」

デ「35のおっさんが恋してもいいのかよ。まさか援交?」

蠍「デイダラ貴様…。」

デ「オイラはそこの金髪小僧のセリフを訳したまでだ。うん。」

ナ「援交?までは思ってねーってばよ。」

蠍「あのな若僧、人間にはな、恋しちゃいけない時期なんてないんだ。」

ナ「はぁ…。」

蠍「イタチを見ろ。
万年発情中だ。デートに誘うともれなくサスケまで付いてくる。超お得だ。」

サ「いや、意味わかんねーから。
何で俺がおまけみたいな扱いされなきゃなんねーんだよ。」

蠍「ってゆーかァァ!!」

デ「何。」

蠍「みんな驚き浅くねーか!?
サスケ、ナルトん時はもう大騒ぎだったのに何で俺が恋してますって白状しても誰もええッ!!ってびっくりしないんだよ!!」

サ「だってなんか、いつものパターンだからもう飽きた。」

イ「ぶっちゃけると俺もだ。すまん。」

蠍「……いい、もう。」

デ「旦那…いじけないでくれよ?めんどくさくなるから、うん。」

蠍「旦那じゃないマスターだ!!」

ナ「うるさーい。怒鳴るなってばー。」

蠍「つーか、もうすぐ来るからな?」

サ「…誰が。」

蠍「片思い中の相手。」

デ「うわー、もうめんどくさーッ」

蠍「めんどくさい言うな!!くぐつにするぞ!?」


そこに、店のドアが開く音。

額の右側に“愛”と書かれた少年来店。


ナ(亜然。
ウーロン茶を手から落とす。)

サ「な゙ーッナルトおまッ!!
落とすなよそれを!!ズボン濡れちまったじゃねーか!!」

ナ「…おい。もしかして、お前の片思い中の相手って…アレ?」

蠍「そうアレ。」

ナ「え?マジで、アレ?」

蠍「マジで、アレ。」

ナ「…え゙え゙え゙え゙!!?」

蠍「よし来た!!
そう!!そのノリが欲しかったんだ俺は!!」

イ「ちょっとそこの君。
なにえええ!?って叫んでるの。」

デ「お前、びーえるんな方向に持ってこうとすんなよ、うん。
こいつは別の客だ。サソリの旦那が招待した客じゃない。」

サ「俺もそう思う。」

ナ「…そ…そーだよな。んなわけねーよな。あー何先走ってんだろ俺。
コイツは俺のびっくりなリアクションが欲しくてわざと我愛羅が招待客だなんて嘘ついたんだ。うん、絶対そーだ。」

蠍「お前ら、出直して来い。」

一同「いやいやいやいや。」

蠍「…。
(我愛羅に)あのさ、俺、アンタにBARサソリ座の女特別招待券渡したと思うんだけど。
あの〜全品20%オフって書いてある奴。」

サ「出てくるわけねーよ。だって嘘だもん。」

イ「一般客から架空の券をむしりとる気か。」

デ「最悪だ旦那。」

我「…これのことか?」

蠍「そうそれ。
俺昨日渡したよな?」

我「ああ。」


一同、飲みかけていたドリンクをブーッとやる。

すべて店長に命中。


蠍「…なぁ。
お茶も滴るいい男なんだけど。どーしてくれんだよ。」

サ「トマトジュースのとこだけ血みたいになってる。」

蠍「お前がやったんだろ。
もう戦場から帰ってきた兵士だよ。」

我「…俺はどこに座ればいい?」

蠍「あ、すまん。えーっと、」

ナ「我愛羅!!
俺とサスケの間に来い!!」

我「ナルト、なんでそんなに必死なんだ。」

ナ「だってそりゃあ…」

サ「イタチ、我愛羅はマスターの気持ち知ってんのか?」

イ「さー?俺に聞くな。
サソリ、思いは伝えちゃった感じなのか?」

蠍「伝えられるわけねーだろバーカ。」

デ「あ、ちょっと腐入ってるってわかってんだ旦那。」

蠍「そりゃな。まさか俺がバイだとは思わなかった。」

サ「バイって何だ?」

イ「異性も同姓も恋愛対象内だよ〜って奴のこと。」

蠍「なんか頼みたいもんとかあるか?
お前だけ20%オフだからバシバシたのみな。」

我「…BARと言ったか?ここは。」

蠍「うん。」

我「じゃ、赤ワインひとつ。」

ナ「いけませんッ」

サ「誰だよお前。」

ナ「あのな、俺達sixteen。お酒飲めないからな?」

サ「何だろう…デジャヴなんだけど今のセリフ。」

我「大丈夫だ。法律は破るが俺の正義の道は酒ごときでは破られない。」

デ「いや正義の道って何。」

ナ「えーっとな、正義の道よりも法律の道の方が大事だったりすんだよ…だから…」

サ「バカ言えナルト。
正義=法律なんだろうが。正義がなかったら法律なんてできてない。」

ナ「…哲学開けるよお前。
と言うことだから我愛羅、酒は飲むな。」

蠍「はい、赤ワイン。」

ナ「おまッ!!
今サスケがここで哲学開いてたの見てなかったのかよ!!」

蠍「見てなかった。
だって赤ワイン汲んでたんだもん、コップに。」

イ「我愛羅くん、絶対飲んじゃだめだからな?
飲んだらおま…このお兄さんがケーサツにテルっちゃうぞ?」

我「テルったら俺もカンクロウにテルって『助けて!?』って叫ぶからいい。」

イ「…。」

蠍「ってゆーかさ、今晩暇だったりするの?あなたは。」

我「…。」(赤ワインの匂いを嗅いでうぇっとしている。)

ナ「我愛羅聞かれてるってばよ。」

我「…ああ。
基本暇だ夜は。
赤ワインくっせー…。」

サ「じゃあたのむな。」

デ「サソリの旦那、そんなこと聞いてどーするつもりなんだよ、うん。」

蠍「ええ?ちょっと。」

ナ「ちょっと何?」

蠍「ちょっと、こー。」

イ「…サソリ。お前の家ってどこだ?」

蠍「ここの二階。
ぶっちゃけ言うと、このBAR、俺んち。」

ナ「我愛羅、逃げろ。」

我「あ?」

ナ「今すぐ逃げろ。ここはキケンだ。」

蠍「だーいジョブだって。何変な想像してんだよ。
10分ぐらいかわいがるだけだって。10分ぐらい。」

サ「ぜっったい大丈夫じゃない。
ぜっったいキケンだ。」

蠍「お前何頭抱えてんだよ。
もー。なんだよみんなして変な想像ばっかしやがって。
ちょっとふたりでダウトやるだけだよ。
んな変なことしないって。」

イ「ダウト…」

デ「10分どころじゃねーよそれ、うん。」

サ「むしろ永遠?」

ナ「我愛羅、お前やっぱ逃げた方がいいって。
赤ワインの匂い嗅いでないで。」

我「赤ワインってこんなに臭かったか…?
もっとイチゴの香りがするかと思ったんだが…。」

サ「いちごじゃない。トマトの香りだ。」

我「…そうか。
おい、これ腐ってるみたいだから下げろ。新しいのを出せ。」

蠍「腐ってねーよ。あのな、酒はもともとこーゆー匂いなの。
もー、もったいないから、イタチ、飲め。」

デ「サソリの旦那だめだって。イタチの旦那酒超弱いんだから、うん。」

蠍「マスターだ。」

ナ「我愛羅…そろそろおいとましようぜ?
もう高校生が街中うろついていい時間じゃねーし。な?」

サ「うろついちゃだめな時間っておま…まだ8時だぞ?」

ナ「8時はダメだろーが。」

我「マジメだな。俺んち門限夜中の2時だから大丈夫。」

サ「フン、勝った。
俺んちないから門限なんて。」

ナ「どんだけ不良なんだよお前ら…。
つーかもー、早くしねえとサソリの毒にやられるぞ?我愛羅。」

我「?」

蠍「ってゆーかさ、あんたと俺って同じ出身なんだよな。えへへ調べちゃった。」

デ「何がえへへだよキモインだよ旦那。」

蠍「デイダラ…マイコレクション決定。喜べお前でジャスト1000体だ。」

デ「…すみません。」

我「で、出身がどーした。」

蠍「いやあ、あの…偶然だなと思ってな。」

我「だから何だ。」

蠍「…。」

ナ「はい、キリのいいとこだし、おいとましよう。」

サ「そだな。俺も帰るか。」

我「…二人帰るのか?じゃあ俺も帰る。」

蠍「待ってええ!!全然キリよくねーから今の!!
今の会話聞いてどこがキリよかったんだよ!!言え!!」

ナ「だって、沈黙が流れかけたから…。」

蠍「…わかった。
俺にあともう3回チャンスをくれ。」

デ「いさぎ悪ーッフツー男なら1回にするだろ!!」

蠍「うるさい。コレクション1000号は黙ってろ。」

サ「コントくり広げてねーでさっさとチャンス潰せよ3回分の!!」

蠍「…縁起の悪いこと言うなよ潰すなんて。
…えと…身長…いくつ?」

サ「デリカシーなさすぎだろその質問。」

我「聞くなチビ。」

蠍「なっ…」

ナ「ほらー。あと2回な。」

蠍「…あ、何か食いもんでもたのんできなよ。あんたまだ何も飲食してないじゃん。」

我「もう帰るからいい。」

サ「ラスト1回。」

蠍「えっ…ちょ…ええッ!?
えと…えーとっ、あ…I love you!!」

我「…ナルト、帰るぞ。」

サ「え、俺の名前も呼べよ。何?いじめ?」

ナ「存在感薄いだけだってばよ。」

サ「え、めちゃめちゃあるって自負してんですけど。」


sixteen三名、ブチブチ言い合いをしながら去ってゆく。


デ「旦那…。最後の何?」

蠍「うるさい!!1000号は黙ってろカスッ!!」

デ「コレクションをカス呼ばわり!?愛がないな旦那には。」

蠍「ってゆーかイタチ。俺が酒あげたあたりから喋ってなかったけど大丈夫なのか?」

デ「大丈夫じゃないです。完全につぶれてます。うん。」

イ「へへwwつぶれてないよ〜?」

蠍「ああ、末期だ。」

デ「…しかし、サソリの旦那がゲイだったとはな。びっくりだオイラ。」

蠍「ゲイじゃないバイだ。
…ま、フラレタけどなぁ。」

デ「…アイツのどこが良かったんですか?」

蠍「なんてゆーか…雰囲気?雰囲気かよかった。
なんかこー…ぎゅっとしてやりたくなるような雰囲気。」

デ「…。」

蠍「あと、ぎゅだけじゃなくて、育てたくなるよーな?そんな感じ。」

デ「いや、わからないです…うん。」

蠍「それなのになぜか性欲はわかなかったんだよ。
俺、常に性欲満タンなのに。」

イ「ハイオク満タン!!ってか?ガソリンスタンドかお前は。」

デ「旦那復活。」

イ「てゆーかな、サソリ。ひとつ言わせてもらうが、それは恋じゃない。
母性本能って奴だ。
よく俺がサスケに抱くあの感情だ。」

蠍「…男なのに母性。ここ、オカマバーにしようかな…。」

デ「旦那の考えてる方向が解らない、うん。」









‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

ぐだぐだで申し訳ありません!!
ちょっとびーえるんな方向に迷い込みそうでしたが、ここは例の文庫じゃないんでなんとか母性本能でまとめました。若干ムリはあったが…。

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