Akastuki

□髪はアルカリに弱い
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in暁アジト。

うーん…と唸りながら自慢の黒髪をいじっているのはイタチ。


鬼「イタチさん、何やってんですか、そんな髪なんていじって。枝毛探しですか?それとも女子高生気取ってんですか?」

イ「最後のセリフが理解できない。
大体、俺には枝毛なんてものない。」

鬼「うわそれ、全国の女子高生に睨まれますよ?」

イ「サスケに睨まれなければそれでいい。」

鬼「はぁ…。」

イ「てゆーか、風呂場のシャンプーとリンス切れてたろ。」

鬼「ああ、そうですね。買ってこないと…」

イ「…だから仕方なく石鹸で髪洗ったらキシキシになっちゃって。」

鬼「そんな髪のばしてるからいけないんですよ。イタチさんも男なら短くしましょう?髪。」

イ「なんでお前に髪の長さでずべこべいわれなきゃならないんだ。この半魚人め。」

鬼「知ってますかイタチさん。
半魚人と言うのはですね、良く言えば人魚、つまりマーメイドってことなんですよ?
いい響きですね、マーメイド。」

イ「は?何訳の分からんことをぬかしてるんだ。
お前の場合、マーメイドの上半身と下半身が逆になったバージョンという世にも気持ち悪いパターンだろ。」

鬼「何ですかそれ。」

イ「わかりやすく言えば魚に人間の足が生えてるイメージだ。」

鬼「うわ、イメージしたくないですよそれ…」

イ「それ=お前だからな?
ここ大事。テストにでるから。」

鬼「そんなのがテストに出たら世も末ですよ。」

イ「まぁいい。
今日中にはシャンプーとリンス買って来いよ?
このまま石鹸生活が続くものなら俺の髪の毛が溶けてドロドロになってしまう。髪はアルカリに弱いんだ。」

鬼「…詳しいんですね。
…とりあえず、早めに買ってきますよ。私も髪がドロドロになるのは嫌ですから。」

イ「大至急だ。
ツバキかラックスで頼む。」

鬼「贅沢言わないで下さい。
女子ですかあなたは。」




‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

…話の本質がわかりません。
ごめんなさい。ホント。

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