Akastuki

□ナルトの恋路
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女「会いたかった!!超超会いたかった!!」

ナ「さっきデートしてたばっかだろ?」

女「だめー、ずっとジェントルといたいのッ

ナ「レディ…」

蠍「呼び方がジェントルとレディって新種だな。
新種のバカップルだな。」

サ「いーなーッ
超美人じゃん。」

ナ「なに言ってんだってばよ。
そっちもすっぴんは超美人だろ?」

サ「アレは次元が違うから。
それに生物学上、つき合うの不可能だから。」

ナ「愛に性別はかんけーねぇ!!なー?」

女「ねー

サ「ねぇ、隣暑い!!」

イ「ヒューヒュー。」

デ「おめでとう。」

蠍「何萎えてんだよ。」

デ「だって…」

イ「いちゃつくのはいいが、限度というのがあるだろ。」

女「えー?
イチャつきに限度なんかないよぉ。ねー?」

ナ「うん。」

デ「だめだよ彼ら。
あのままいったらリアルやり出す、うん。」

サ「いーやーだーッ
やーめーろーッ」

イ「女の裸は見たいが、相手の方は見たくないんだよ!!」

サ「お前何変態発言してんだよ。」

ナ「別にやらねーよッ
俺はそこまでKYじゃない。」

女「あ、これトマト?もーらい

サ「それ俺の…」

女「そういえばトマトってさ、女性の体みたいだよね。」

蠍「お、話わかる感じ?」

女「は?」

ナ「ちょっと、35のおっさん!!
人の彼女に何の話ふっかけてんだってばよ!!」

蠍「ふっかけてないだろ。」

女「ごめーん。ドンペリ一つ。」

デ「いきなりですかーッ」

イ「えと…ドンペリ…高いよ?」

女「ん?大丈夫。
ジェントルが払ってくれるから

ナ「任せろ!!」

サ「えー…。」

イ「高校生なのにそんな高いお金払えるの?」

ナ「おう。
この前映画のギャラもらったばっかだし。」

デ「無駄遣いはいけませんよー。」

ナ「無駄遣いじゃねぇ!!
レディのためだってばよ!!」

イ「ダメだよ彼。
脳がマヒしてる。」

デ「しかも重傷な感じで。」

蠍「はい、ドンペリ。」

女「ありがとう


女、ドンペリ一気に飲み干す。

一同唖然。


女「じゃ、あたし帰るね。」

ナ「え!?もう!?」

女「うん…。これから仕事あるんだ…。
と言うことで、お会計よろしくね?」


ナルトの肩をポンッと軽くたたいて、
店を後にする女。


ナ「レディ〜!!!」

サ「スゲェよあの美女。
ドンペリ一気に飲み干したよ。」

デ「もったいない。」

イ「俺だったら一週間かけて飲むところだ。」

デ「旦那、それかけすぎ、うん。」

蠍「っつーか、大人から一つアドバイスしてもいいか?」

サ「ん?何。」

蠍「アンタじゃないよ。
ちょっと金髪チビ、一つアドバイス。」

デ「おいらはチビじゃない!!」

蠍「だからアンタでもないッ!!」

ナ「何、俺?」

蠍「そう。」

ナ「…なんなんだってばよ。」

蠍「えーっと…もう、ズバリ言うぞ?
…彼女と別れろ。」

ナ「…はぁ?
なんだよそんなことかよ。何を言い出すかと思えば…」

蠍「おい。何かるーく流そうとしてるんだよ。
俺はマジメにアドバイスしてるんだ。」

ナ「どーせ嫉妬だろ?
俺がスゲェ美女連れてきたから、嫉妬してんだろ?
だからアドバイスっつー名目で別れを押しつけてるんだろ?」

蠍「それも入ってるが、5%くらい。」

ナ「じゃあー残りの95%は何。」

蠍「…いいか、若僧。
お前、このままあの女とつきあい続けたら、
いずれ、金、なくなるぞ?」

ナ「…バカなことを。」

蠍「いやいや、マジな話。
なぁ?イタチ。」

イ「いや、俺に振るなよ。」

サ「…おい。」

ナ「んだよ〜
意味わかんねぇよ、35のおっさん。」

蠍「見た目は10代だけどな。」

ナ「俺、彼女と来週渋谷まで遊びに行くっていう計画あるんだよ。
だから邪魔すんなッ」

サ「い〜な〜渋谷。」

ナ「おまっ…ついてくるなよ?」

サ「誰もしねーよ。」

デ「え、渋谷で何すんだよ、うん。」

ナ「…買い物?」

蠍「九尾ピーンチッ」

ナ「何が!!」

イ「あの…財布…カエルのあの財布と相談しながら遊びなよ?」

ナ「…お母さんかよ。」




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