Akastuki

□ナルトの恋路
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『ナルトの恋路』


蠍「見てこれ。
新鮮ピチピチプチトマト。
悩める君のために新しくメニューに追加したよ。」

デ「旦那ナイス。」

蠍「旦那じゃないマスターだ。
これね、一昨日ぐらいに八百屋ふらついてたらさ、突然俺のこの目に飛び込んできて。
来た瞬間、『女体だ…』って感動したから、
はいお取り寄せーって感じで?」

デ「変態だぁ。」

イ「フツー、トマト見て女体だなんて思わないだろ。
女体だったらゴーヤじゃないか?」

サ「もっと違う…」

デ「いやいや旦那方。
女体っつったら、金魚だろ。」

サ「もう野菜の域越えてるっつーか食い物じゃねーよそれ。」

イ「サスケ…元気ないな。
どーしたんだよ兄さんにすべて話してみなされ。」

サ「誰だよお前。」

デ「あのー、元気なのか?君のダーリン、うん。」

サ「俺がダーリンだ。
ボロクソ元気だよアイツ。
深夜二時に蛇のごとく俺のベッドに侵入してくんの。
しかも週七単位で。」

蠍「それ毎日じゃん。」

イ「え!?
それじゃ、俺のスリープ中にや…やっちゃ…
やっちゃってるの!?
しかも毎日!?」

デ「旦那、かみすぎです。」

サ「やってねーよ。誰がやるかあんな変態蛇野郎と。」

イ「でも侵入された後はどーしてるんだよ!!」

サ「足蹴り喰らわして終了。」

蠍「え、足蹴り喰らっただけで帰るんだアイツ。
意外とサッパリ系?」


そこにケータイの着信音。


イ「あ、メール。」

蠍「悩める君のじゃない?」

サ「ホントだ俺だ。
ってアイツかよ…。
何…今晩、品川プリンスホテルで待ってるわ
って高けーよッ。フツーんとこでよくね?」

デ「え?そこ?」

蠍「メールはまだかなりくる感じなのか?」

サ「ああ。1日24回単位で。」

蠍「それ毎時間じゃん。」

サ「もう疲れるの何の…」

デ「メアド変えろよ。」

サ「あのー…変え方が分からないっていうパターン。」

デ「バカだろお前。」

イ「って言うかサスケ。
今晩、品川行くなよ?」

サ「行くわけねーだろ。何の心配してんだよあんた。」

イ「だって…」


BARの扉が開く音。
ナルトが軽快な足取りで来店。


蠍「遅いよお前。どこほっつき歩いてたんだよ。」

ナ「え?デート?」

サ(舌打ち。)

デ「デートかぁ…
いーなぁ…。彼女は美人か?うん。」

ナ「むふふ…。聞きたい?」

デ「ちょー聞きたい。」

ナ「もうね…美人すぎてなんの…
しかも、バッキュッボッ。」

サ(ひたすら舌打ち。)

蠍「いつ知り合ったんだっけ、彼女と。」

ナ「一週間前。」

イ「なんか言ってたな、そんなこと。」

ナ「あの日、出会った瞬間運命を感じて…
即、『お嬢さん、メアド教えてくれってばよ。』って。」

デ「ジェントルー。」

イ「『お姉ちゃん』じゃなくて『お嬢さん』っていうのがツボだな。」

ナ「だろー?」

サ(ひったすら舌打ち。)

デ「メールとかはちゃんとしてるのか?うん。」

ナ「もちろん、してるしてる。週七単位で。」

蠍「毎日って素直に言おうか。」

デ「いーなーッ」

サ(世界一大きな音の舌打ち。)

ナ「…ごめん。」

サ「いや…大丈夫。」

ナ「彼女の話はもうやめよう。他の話しようぜ?」

デ「…なにこの微妙に重い空気は。」

イ「やめろーッ
俺は重いのはキライだ!!」

ナ「俺もー!!
でさ、彼女、今からここに来るって別れ際に言ってたから、
もうすぐ来ると思う。」

蠍・サ「来んのかよ。」

ナ「いやー、悪いなサスケ。
でもそーゆーお前にも、ダーリンいるだろ?」

サ「ダーリンは俺だし、そもそもつき合ってない。
…なんだその顔は。」

ナ「え、ちょっとびっくりしちゃって…」

サ「びっくりするとこか?今の。びっくりするとこなのか?」


そこにセクシーな美女登場。

「ジェントルー!!!」と言いながらナルトに手をふる。


男一同(ナルト以外)唖然。

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