TAKA★

□海
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サ「あっつい〜。」

水「うん、そうだろうね。
だって夏だもん。」

サ「…っつーか、何でこんな暑いのに海になんか来ようと思ったんだよ。
ぜんぜん日陰ねーじゃねーか。
ぜんぜん涼しそうなとこねーじゃねーか。
もうこれ、ビーチが砂漠と化してるよ。」

水「うん。僕もそう思ってる。
でもしょーがないでしょ?香燐がどーしても来たいってうるさいんだから。」

香「んだよ。夏って言ったらやっぱ海だろ?行かなくてどーするんだよ。
もったいないだろ?
せっかくの夏なのに海いかないなんてさ。」

水「そうだけど…。」

香「大体な、お前、ウチの海行こうって提案に真っ先に賛成してたくせになんだよその態度。
この裏切り者め。」

水「裏切り者って…別に僕、香燐の仲間になんてなった覚えないよ?」

香「だろうな。
ウチもお前とは手ぇ組みたくねぇよ。」

水「あっそ。」

重「おーい、みんな。」

水「あ、重吾。」

サ「おい、お前。何でそんなびしょびしょ何だよ。」

重「ん?それはもちろん、泳いで来たからだ。」

水「手持ちの道具からするとサーフィン?」

重「正解。」

サ「なんだ、お前。サーフィン出来んのか?
今度俺にも教えろ。」

重「いいよ。」

サ「つーか重吾。お前、そのびしょびしょな体でテントの中絶対入ってくんなよ?
テントの中までびしょびしょになる。」

重「え…やっぱ入っちゃダメか…?」

サ「当たり前だ。」

重「どうしよう…。
砂浜熱すぎて足の裏けっこーピンチ何だけど。」

サ「そんなの知らない。」

重「思いやってくれ俺を。」

香「なぁ、男どもは日焼け止めぬるか?」

水「僕は塗るよ。
日焼けすると痛くてお風呂入れなくなるし。」

サ「は!?なにおまえ、日焼け止め塗んの!?キモッ」

水「キモッってひどくない?
大体、何で日焼け止め塗るくらいでキモッって言われなきゃなんないのさ。」

サ「だって、男が日焼け止めってカッコ悪いだろ…。
なんか、女々しい感じがして…。」

水「えー?全然女々しくも何ともないでしょ?
痛いの我慢するよりマシじゃん。
しかもね、日焼けしすぎると皮膚ガンになっちゃうみたいだからさ。
僕、ガンでなんか死にたくないし。」

サ「…。」

水「ほら、サスケも塗りなよ。
日焼けしてガングロになった君なんてみたくない。」

香「やめろ河童ッ
想像しちまったじゃねーかッ」

水「日焼けして真っ黒になり、さらには所々皮がむけてるサスケ…」

香「ぎゃあぁぁぁッ」

サ「俺で変な想像をするな。」

重「サスケは色白の方がいいよ。」

サ「なんだソレ、若干変態発言だぞ、今の。」

重「へんたっ…」

香「さ…サスケ、ウチからも頼んだッ。
日焼け止め、塗ってくれ!!ウチはガングロのサスケなんか見たくないッ」

サ「んだよ、男はちょっと色黒い方が様になるだろーが。
もう俺、色白あきた。黒くなってグラサンの似合う男になりたい。」

水「グラサンは色白でもいけるから大丈夫。
はい、日焼け止め。」

サ「だから、いらないって。」

重「いやいや、塗っといた方がホントに良いって。
後でイタイーッってなっても知らないぞ俺は。」

水「ね?黒いサスケってやっぱ変だよ。
お兄さんにもこれはサスケじゃないって言われちゃうよ?」

サ「…マジで?」

水「うん、マジで。」

サ「…じゃあ塗る。」

香「なんだソレ。」



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海行きたーい\(∀)/
てゆか、全然海って感じがしないですねこれ。

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