TAKA★

□martification
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高1-1。

俺のクラス1-2の隣。

教室のドアを勢いよく開けるとすぐ近くの席に一学期の期末試験で俺に11点差をつけて学年トップになりやがった奈良シカマルが人生めんどくせぇとでも言うかのようにだらっと席に座っていた。

俺は大股早歩きでそいつの前までいく。


「おい…。」


俺に気づいたのか奈良は顔をこちらに向けるとああ、めんどくさい。と片手で頭を抱えた。


「お前…なんだよその態度。
俺が来たからにはピシッとしろ。」

俺は奈良を見下ろして言った。

「めんどくせぇ…。
つーか、何?学年次席さんよぉ。」


ブチッ


…それ

わざと言っただろアンタ…。


学年次席さんって

ぜッてーわざと言っただろ。


何コイツ。

ボコられたいのか?俺に。


つーことは何だ。


ドMかコイツ。


「どーせアレだろ。放課後体育館裏に来いとかそーいうことだろ?」


お、勘いーじゃねぇかコイツ。

でも、そういうのを想像するってことはやっぱドM…。


「場所が違う。
体育館倉庫裏だ。

…いいな?絶対来いよ?」

「行ってどうすんだよ。
俺ぁ、暴力ってのはよくないと思うぜ?」


何だコイツ。
優等生ヅラかよ。

そーゆー人間俺無理だわ。


「ふんっ。誰もアンタをボコるなんて言ってないだろ。
…ただのミーティングだ。今後についての。」

「めんどくせぇ…。」

「めんどう言うな。
このオタンコナス。」

「それはお前んとこのクラスのナルトに言ってやれ。」

「あいつはウスラトンカチだ。全然違う。」

「はいはい。」


俺はもう早く立ち去ってくれと言わんばかりの態度の奈良を5秒くらい睨みつけた後、
彼に背を向けて1-1の教室から出た。



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