The Union 忍

□identity
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不覚にも、



今日は英単語テストだということを知らなかった俺。





英語の授業始まりのチャイムが鳴り、

英語科担当の教師が教室に入ってきて、



始めにいった言葉。









「みんな、英単語ちゃんとやってきた?」













後日、

それの答案が返された。



「見ろ!!俺今回は頑張ったんだからな!!
満点だってばよ!!」



自分の丸ばかりがついた答案をクラスの連中に見せびらかして、

口々にすげーと言われているウスラトンカチ。



「ま…満点…。」


呟きながら自分の大変なことになっている答案を凝視していると、

案の定、アイツは俺のとこにやって来た。



「見ろよサスケ!!
俺ってば満点だぜ!?この美しい答案用紙…。俺もやれば出来るんだなぁ…ムフフ…。」


笑い方。
ムフフってなんだよムフフって。


俺の前であからさまに喜ぶなよムカツクから。



「ま、どーせサスケは、
『フン。俺なんていつも満点だし。』とか言ってくるんだろ?
腹立つわぁ…。」


期待に添えなくて悪かったなバカ。



俺はただ黙ってナルトの事を見ていると、

「なあ、どーせ満点何だろうけど見せろよ。答案。」

なんて、非常識なことをいってきやがった。


すぐさま俺は否定する。


「なんで。」
とナルト。

「あ、まさか満点じゃないとか。」



鋭い。

が、感動してる場合じゃない。



「ちげーよ。満点以外の点数なわけねぇだろ。
俺を誰だと思ってるんだ。」


大口たたくとはまさにこのこと。


「じゃあ答案見せてくれたっていいじゃねーか。」

「それはできない。」

うん、絶対に。


見せたら、うちはサスケ=天才の定義が壊れてしまう。


長年築き上げてきた、俺の定義。



「満点なのに見せらんねーの?
矛盾しすぎじゃね?」

「違う。満点は満点だが、俺はお前みたいにいい点とったときだけ他人に自慢するようなガキじゃないってことだ。」


いいかわしかたじゃね?今の。

頼む、退いてくれナルト。



「ガキって…
そりゃ、誰だっていい点とったら自慢したくなるし、実際するよ。
しねーのはお前だけだってば、この頭でっかち。」


…どこまでもウゼェ奴。


誰が頭でっかちだ。


俺は小顔だボケ。






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