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□2010-Halloween
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『Halloween is near tests.』





10月31日、今日はハロウィンである。


シノ「ハッピーハロウィン。だが、俺は全然ハッピーじゃない。」


一枚の怪しげな紙をじっと見つめてそう言ったシノ。


ナ「…な、なんだよいきなり。」

シノ「なぜなら…数学が平均的以下だったからだ。」

ナ「あーそー。平均的以下ならまだましだってばよ。」

キ「なんだぁ?ナルト。
まさかお前…赤点!?」

ナ「…。」

シノ「図星か。」

ナ「だってそんな…コサインとか知らねーし!!
サインとかってなんだよ!!Flowのsignなら知ってるけど、シーターがついた版のサインは知らねぇ!!」

キ「だよな。実は俺も。」

ナ「赤点!?」

キ「もちろん!!
見ろこの美しい点数を!!」

ナ「20点!!一桁が0とか素晴らしすぎるだろ!!
でも俺の方がもっと美しいぜ!?」

キ「何ッ!?」

ナ「0点。」

キ「うわ美人すぎるーッ!!」

ナ「ワハハ、いい彼女を持ったってばよ俺!!」

キ「でもうらやましくはねぇ…。」

ナ「…だろうな。」


一気にテンションの下がった二人。
そんな二人のもとに「ちゃんと授業聞かないのがいけないんでしょ?」と言いながらサクラが近づいてきた。


ナ「サクラちゃん…。」

キ「なんだよ、そーゆーあんたはどうなんだよ。」

桜「あたし?
フツーに92点だけど。」

ナ「…神だ。」

桜「ま、東大の医学部目指すとなればこのくらい出来てないと。」

キ「東大!?医学部!?
じ…次元がちげー…。」

ナ「別によくねーか?俺らまだ高1なんだし?今からそんな、大学決めなくっても。」

桜「なーに言ってんのよバカ。
まだ高1って言っても、来年になったら文系理系分かれなきゃいけないんだから、今のうちに将来の夢見つけとかなきゃ、後々大変なことになるわよ?」

ナ「ながーい正論ありがとうございました。」

キ「…医学部ってことは…将来は医者か?」

桜「一応…。」

ナ「俺、大人になったらたくさん風邪ひこう。
将来の夢決定だってばよ。」

桜「風邪こじらしても、うちに来ないでよ?」

ナ「え〜?それが目的なのに〜。」

桜「知り合いの診察はサスケくんしかやらないって心に決めてるから。」

キ「んだそれ。」

ナ「チェ。サスケばっか。」


そこに、チョージがドスドスと音をたててやって来る。

かなり慌てた感じ。


チ「大変だよ…。」

ナ「え!?何!?
どうしたんだってばよそんな息切らして!!」

チ「シ…シカマルが…」

キ「うん、アイツが?」

チ「数学…」

ナ「うん。」

チ「ひ…100点とった。」

キ「はい撲殺決定〜。」

ナ「え?何だよそれ。俺と100点差?は?」

シノ「平均的が高かったのはアイツのせいか。」

キ「うお!!?いたのかお前!!」

シノ「ああ、最初から。」







‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

途中でホントにシノの存在を忘れていたのは管理人です。

ハロウィンモードじゃない文だったけど、
HAPPY Halloween★

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