The Union 忍

□ドクターストップ
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今朝、
突然具合が悪くなって、


慌てて綱手様に診てもらったら、


ドクターストップがかかった。



肉食べるな!!…みたいな。




今日は5月1日…。


僕の誕生日なのに…!!



本当に神様っているのかちょっと疑問に思えてしょうがないよ!!






「あーまーそりゃ…
我慢するしかないだろ。」

「シ…シカマルゥ!!」


ドクターストップのことをシカマルに愚痴ったら、
だるそうな返事が返ってきた。


「しょーがねーじゃんかよ。
お前が肉食いすぎたからいけないんだろ?自業自得だ。」

「そ…そんな言い草…。」

「なんだよ。
じゃあお前は、俺にどうしてほしいんだよ。」

「に…肉を…献上してほしいな…w」

「何で俺が物を奉げなきゃなんねーんだ。めんどくせぇ。
いのに頼めよ。」

「い…いのは、女子だし、怖いから…」

「女子くらいでびびるな。」

「うう…。
で、でもさ、シカマル…。」

「何?」

「少しくらいなら、綱手様の言いつけ破ってもいいよね…?」

「里から追放されんぞバカヤロウ。」

「そんな、コレステロールくらいで追放されやしないよ…。」

「あっそ。
そー思ってんなら、破ってもいいんじゃね?
ま、俺はお前がどーなっても知らねーけどな。」

「いや、知っててよ!!
同じ班員でしょ!!」



あーもー、
シカマルって、愛情があるのかないのかよくわかんない。


こーゆー時に限って、
何か冷たいんだよね。


共にチャレンジするっていう心意気はないのかな。



「ま、せーぜー火影に見つからねーよう、がんばれよ。」


そう言うとシカマルは、僕に背を向けて去って行った。


「ホント、冷めてるよなァ…。」






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